アレックス・ゼイン『新日本こそ自分がいるべき場所』

アレックス・ゼイン【撮影:koba】
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スト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)で、一瞬にしてファンの心を鷲掴みにし、大ブレイクしたレスラーと言えばアレックス・ゼインでしょう。

食レポツイートで注目を浴びたゼインは、愛くるしい笑顔に加えリングの上でもファンも魅了し、一躍人気者になりました。

BOSJロスと同時に、ゼインロスに陥っているファンも多いと思われます。

 

ゼインが初めて新日本プロレスに参戦したのは、コロナ禍前である2019年11月にロサンゼルスで行われた「New Japan Showdown」。

サンノゼで行われたビッグマッチの翌日の小会場での大会でしたが、NJPW WORLDでも配信されました。

 

大会の運営上、残念ながらバックステージコメントはありませんでしたが、ゼインは大会出場が発表された直後と、大会終了後にSNSで感謝の気持ちを伝えています。

『この機会を与えてくれた新日本プロレスに感謝!早くNJPWデビューしたいです!

 

『ありがとう、新日本プロレス。

ありがとう、TJP、アメージング・レッド、アーロン・ソロウ。

ありがとう、ロサンゼルス』

 

当時から礼儀正しく、感謝を口にしていたゼイン。

BOSJ開幕前の会見では、2020年のBOSJに出場予定だったと語っています。

 

コロナ禍の影響でBOSJ出場が幻となってしまいましたが、 NJPW STRONGに出場するチャンスを得ていたゼイン。

NJPW STRONGでアピールし続け、日本に来日するチャンスを伺っていたのでしょう。

当時の状況について海外メディアのインタビューを発見したのでご紹介したいと思います。

『もちろん、新日本のような権威ある会社と一緒に仕事ができることは、本当に光栄なことです。だから、彼らと一緒に仕事ができるのは素晴らしいことだ。物事が進展するまで、新日本の米国側で私の姿を見ることになると思う。今はその方向で考えています

そして、将来的には、新日本の米国ショーが増えると思うので、とても素晴らしいことです。そうすれば、こっちの観客はもっと楽しめるし、アメリカを拠点に闘うタレントがもっと向こうで活躍するようになると思う。新日本の未来は明るい。本当にクールだ』

引用:wrestlinginc

 

これは2020年の夏に公開されたインタビューですが、NJPW STRONGに出場できている環境を感謝し、当時から来日できる機会を伺っていたことが分かります。

 

2年後の2022年のBOSJで、遂に念願の日本での新日本デビューが叶ったゼイン。

日本での活躍を熱望していたゼインにとって、ファンにすぐ愛される存在になったのは必然とも言えるでしょう。

 

一躍時の人となり週刊プロレスからインタビューを受けたゼインは、新日本プロレスへの愛を語りました。

『新日本こそ自分がいるべき場所だと思っている』

週刊プロレス 2022年 6/15号 No.2185【電子書籍】[ 週刊プロレス編集部 ]

 

詳しい内容は本紙を見ていただきたいですが、今後も新日本に上がりたいと語っています

次、来日するチャンスがいつになるか分かりませんが、多くの日本のファンが待っていることでしょう。

SNSではCHAOS入りして欲しいなどという声も多く目にします。

現在はどの団体にも所属はなくフリーランスと語ったゼイン。

再び来日を果たし、新日本所属となる日も近いかもしれません。