敵対するユニットながらどこか通じ合うところがある鈴木軍のタイチとロスインゴのSANADA。
昨日のG1クライマックスで相対した両者は、大熱戦を繰り広げ最後はオコーナーブリッジでSANADAが勝利しました。
これで公式戦の成績が1勝1敗となった両者。
次戦タイチはチェーズ・オーエンズと、SANADAはグレート・オーカーンと対戦します。
【7.24大田区大会・第7試合】
「G1 CLIMAX 32」Bブロック公式戦
SANADAがオコーナーブリッジでタイチとの激闘に勝利!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 24, 2022
タイチがSANADAに苦言と助言
元々、デビューが全日本プロレスという2人。
紆余曲折を経て、新日本プロレスに辿り着き、団体最高峰のリーグ戦で対戦するとは運命的なものを感じます。
試合後、タイチとの試合に『夢がある』と語ったSANADAは、ここからの巻き返しを誓いました。
SANADA「なんかこのリングで、この新日本のリングでタイチ兄やんとやることが、いややったことがか? 凄く意味あるなと思うし、なんか夢があるなと思いました。やっぱり夢がないと楽しくないんで、今年は俺の年にします」
全文は
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一方でタイチはSANADAの今のポジションに苦言を呈し、奮起を促しました。
タイチ『やっぱり引き出し持ってたか、クソッ!だけどな、さなやん、 俺は疑問だ。 お前、 なんでそんなところにいるんだよ。 内藤、鷹木に行かれて、ヒロムやBUSHIにまで行かれて。 さなやん、 そんなところでやってる奴じゃねえだろう?俺に勝ったんだよ。 このYouTuberのプロレスラーの俺に勝ったんだよ。 そろそろ優勝したらどうだ?さなやん、こんなところで燻ってるんじゃねえぞ。 俺はよく分かってんだ。 そのまま行ったらハポン軍団のミドレンジャーで終わるぞ、お前は。 意味分かるか?お前、そんな奴じゃねえだろう、さなやん。 俺の可愛い弟分だからよく分かるよ。 さなやんに、 さなやんにだったら1敗ぐらいくれてやる。 ただよ、 6試合しかねえ中で1敗がどんだけ痛えのか、よく分かってんだよ。 あの賜杯、持って帰らねえとな。今日だって、 見てみろ、 さなやん。俺はまだやれるぜ。 今日もこの後、 生配信やってやる。 二刀流だ。全部やってやる。 勝ったって負けたってやってやるよ。 必ず賜杯を生放送に持ってってやろうじゃねえか。待っとけ、この野郎』 引用:新日本プロレス |
タイチが言ったミドレンジャーとは、「秘密戦隊ゴレンジャー」のミドレンジャーのことでしょう。
1975年に放送された特撮ヒーローですが、ミドレンジャーは5人いる戦隊の4番目のポジション。
ロスインゴは内藤哲也や鷹木信悟など実力と人気を兼ね備えた選手で構成されていますが、SANADAほどのレスラーならどのユニットでもリーダーを担える存在です。
恐らく、タイチはSANADAにアカレンジャーのポジションを狙って欲しいという、助言なのかもしれません。
明確なリーダーはいないというロスインゴですが、ファン目線ではやっぱり内藤がリーダーに見えます。
いくらSANADAが結果を出しても、ロスインゴのアカレンジャーになることは難しいでしょう。
SANADAが新日本の主役になるためには、ロスインゴを卒業し、新ユニットを立ち上げるべき時期なのかもしれません。
SANADAが新ユニットを作るメリットは多く、海外遠征から凱旋帰国した選手の受け皿や、本隊に戻りたくないだろう“あの選手”の帰る場所になりうる可能性もあるでしょう。
夢がないと楽しくないと語り、今年は俺の年にすると公言したSANADA。
SANADAが夢のある結果と行動を起こしてくれることに期待したいと思います。