「G1 CLIMAX 30」のBブロック公式戦4試合目となる長岡大会。
メインイベントのロスインゴ同門対決同様に注目が集まったのが、セミファイナルで行われたKENTAとEVILの初遭遇でした。
1勝2敗と勢いに乗れないEVILと、前回のザック・セイバーJr.戦で壮絶な蹴撃戦を繰り広げ勝利したKENTAとのバレットクラブ対決。
EVILがバレクラに加入後、初遭遇となる長岡大会ですが、闘う前にどんなやり取りが行われるかも注目でした。
KENTAはEVILを受け入れるのか、EVILはKENTAを受け入れるのか…
G1以降のバレットクラブの動向を占う上でも、重要な初遭遇になりました。
試合開始早々のToo SweetポーズをスカされたKENTA。
これに対し、ディック東郷を勧誘する仕草を見せEVILを動揺させます。
結局、容赦ない闘いから始まった試合は同門対決など関係ないリーグ戦の1勝を勝ち取る闘いとなりました。
試合結果はご存知の通り、EVILのローブロー攻撃からのフィニッシュホールドでKENTAから勝点2をもぎ取っています。
結局、Too Sweetポーズを合わせることの無かった両者。
試合後のバックステージでも、多くは語りませんでした。
同門対決に敗れたKENTA、ワールドのカメラマンに八つ当たり!?
さらに「アイツらに関しては俺なりの、俺なりの想いもあるから」一方、無法勝利のEVILは「KENTAについてはノーコメントだ」
※コメント全文はコチラ!
⇒https://t.co/ktIXkbmrX6#G1CLIMAX30 pic.twitter.com/9femAKOPPX— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 1, 2020
KENTAについてはノーコメントと語ったEVIL。
KENTAも『アイツらに関しては俺なりの、俺なりの想いもある』とEVILに対するコメントを控えています。
バレクラ内で何かが起こるのか、それとも起こらないのか。
恐らく何か起こるとすれば、G1クライマックス後の「Road to POWER STRUGGLE」シリーズとなるでしょう。
ひとつ気になったのは、ディック東郷とKENTAが試合後SNSで意味深なアクションを起こしたこと。
🤘
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) October 1, 2020
恐らく、KENTAの「Too Sweetポーズ」はEVILとディック東郷に対してでしょう。
しかし、その数分後にツイートしたディック東郷の「Too Sweetポーズ」はEVILに対してだけのように感じました。
G1クライマックスの優勝決定戦、もしくは次期シリーズでバレットクラブのメンバーは集結することになるでしょう。
ジェイ・ホワイトとKENTAとEVILは素直にお互いを認めるのか。
それとも分裂が始まるのか?
3人の内、誰か一人でも優勝決定戦に駒を進めるようなことがあれば、日本にいるメンバーが全員集まることになるでしょう。
果たして、バレットクラブは安泰なのか、それとも裏切り者が存在するのか…