今回はG1クライマックス28のBブロック出場選手の内、5人の簡単な分析とポイントをまとめました。
ジュース・ロビンソン
昨年初出場を果たしたジュースは、膝の怪我がありながら4勝5敗とまずまずの成績を残しました。
そしてG1以降は何度もタイトルマッチに挑戦していますが、残念ながらまだベルト奪取には至っていません。
そんなジュースに今年も試練が待ち受けています。
前シリーズで負傷した、左手の骨折です。
G1前にサンフランシスコ大会でジェイとのタイトルマッチも控えており、更なる悪化も免れません。
最悪は欠場の可能性もあるでしょう。
ジュースの最大の焦点は、出れるか出れないか…
ザック・セイバーJr
前回のG1ではそこまでインパクトを残せませんでしたが、春のNJCでは名だたる選手を倒し優勝。
優勝決定戦進出の最有力の1人として、Bブロックを牽引してくれることでしょう。
注目は8・11リーグ最終戦が、内藤哲也ということ。
ここまでのシングルの対戦成績は1勝1敗。
この試合に勝った方が、翌日の決勝戦の舞台に進むことになるかもしれません。
矢野通
G1唯一の箸休め(良い意味で)。
どんな相手だろうと一発逆転の可能性がありますが、その逆も然り。
矢野選手には申し訳ないですが、G1ではどんな負け方をするかに注目しています。
昨年のSANADA戦は影のベストバウトだと思っているので、今年のSANADA戦も期待しかないです!
タマ・トンガ
正直、最もG1出場が危うい選手だと思っていたのが、タマ・トンガ。
今年はNJCに出場してないどころか、試合もほとんど組まれていません。
しかし、時々意味深なツイートで存在感をアピールしています。
Thy kingdom come pic.twitter.com/foKzOfPOKT
— 'Bad Boy' Tama Tonga (@Tama_Tonga) June 23, 2018
Thy kingdom come 『汝の王国が来ますように』
Thy kingdom comeとは恐らく聖書の一節。
写真は海外ドラマの画像に合成したものですが、タマ・トンガがG1で何かするのではないかと気になっています。
もしかしたら、試合中他の選手の介入もあるのか?
その時は、あの男が姿を現すかもしれません…
後藤洋央紀
2008年には優勝、2016年には準優勝をしている後藤。
昨年は最終戦こそ飯伏幸太に勝ちましたが、優勝争いには絡めませんでした。
そんな後藤ですが、今年は例年以上に気合いが入っています。
ドミニオンでヘビーのベルトが外国人に独占された時、最も危機感を抱いていた一人です。
NEVER無差別級のベルトは取り返しましたが、G1でも外国人勢には負けたくないことでしょう。
そんな後藤には開幕前記者会見で、言って欲しい言葉があります。
『男の、根性見せてやる。以上!』
後藤は日本人レスラーのプライドだけでなく、あの選手の言葉も背負って闘ってくれることでしょう。