高橋ヒロムのジュニアオールスター構想に他団体トップ選手が反論

高橋ヒロム、YAMATO【撮影:koba】
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橋ヒロム選手(以下敬称略)がSNSの呟いたジュニア革命計画。

ジュニアだけのオールスター戦を熱望した一言がファンの間で話題になり、そのファンの声を動画として配信した結果、多くのレスラーがヒロムのジュニアオールスター構想に手を挙げました。

 

ファンが投稿したジュニアと思える選手の名は259名。

YouTubeでは最もファン投票が多かった全8試合が発表されました。(1選手1試合の縛りあり)

高橋ヒロムが独断と偏見で選んだ試合順はご覧の通りです。

【第1試合】
ドラゴン・リー vs リコシェ vs オレンジ・キャシディ vs ニンジャ・マック

【第2試合】
青柳亮生 vs マスター・ワト

【第3試合】
石森太二 vs 小川良成

【第4試合】
ディック東郷 vs TAKAみちのく

【第5試合】
KUSHIDA vs SHO

【第6試合】
高橋ヒロム vs 覇王

【第7試合】
エル・デスペラード vs Eita

【第8試合】
田口隆祐 vs フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)

 

投票された259選手の詳細は高橋ヒロムのTwitterを見ていただきたいですが、そのツイートには多くのレスラーが反応しました。

概ねヒロムが構想した団体の垣根を越えたオールスター戦に賛成の様子です。

 

紹介しきれないほどの多くのレスラーが賛同した他、団体首脳陣であるDDTの高木三四郎や、ドラゴンゲートの斎藤了なども協力的なコメント発信しました。

これを実現させることは簡単ではないと思いますが、ヒロムの発信により多くの関係者が前向きだと分かったことは収穫でしょう。

夢のオールスター戦開催に向けて大きな一歩を踏み出しました。

 

ヒロムのジュニアオールスター構想に異を唱えたYAMATO

 

歓迎ムードが多い中で、ヒロムの発信に異を唱えたのはドラゴンゲートのYAMATOです。

YAMATO【撮影:koba】

 

団体の顔とも言えるトップレスラーですが、ヒロムの構想を『草刈り場』と異を唱えました。

業界トップの団体の選手が声を上げれば、公平性を保つ大会になることは難しく、新日本プロレスにとって多くのメリットが生まれる大会になってしまう可能性も考えられます。

YAMATOの発言が本心なのかどうかは定かではありませんが、否定的な考えの選手がオールスター戦に参加することはプラスに働くこともあるでしょう。

リングの上は闘いである以上、YAMATOの発言は重要です。

 

また本当にジュニアだけのオールスター戦が開催されるなら、シングルマッチのみの大会は現実味がないとも言えます。

恐らく、今年1月に行われた新日本とプロレスリング・ノアの対抗戦のような、タッグマッチがメインの大会になるでしょう。

個人的に、高橋ヒロム&BUSHI vs YAMATO&ドラゴン・キッドが見てみたいと思っています。

 

ジュニアのオールスター戦を安易には賛成したくないのかもしれませんが、大会を盛り上げるためにもYAMATOのように人と違う発言ができる選手は必要でしょう。

YAMATOの発言に絡んできた元ドラゲーの鷹木信悟に対する牽制も、今後に向けて種を蒔いたようにも捉えられます。

 

ヒロムのジュニアオールスター構想がどの様に進展するかは分かりませんが、多くのファンが実現を楽しみにしていることは間違いありません。

その大会にはYAMATOの出場は不可欠でしょう。

そして、エル・デスペラードの意味深な発言も何を意味するのか気になるところです。