意味深発言していたEitaがドラゴンゲート所属からフリー転向

Eita【撮影:koba】
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ラゴンゲート所属ながらプロレスリング・ノア(以下NOAH)でも活躍中のEita。

現在、GHCジュニアタッグ王者でもあるEitaですが、ドラゴンゲートから新たな形態の出場契約を締結したと発表がありました。

このたび団体所属のEita選手につきまして、同選手と新たな形態の出場契約を締結することとなりましたことをこの場をお借りしてファンの皆様へご報告申し上げます。

かねてより、本人から「これまで以上に活動の場を広げたい」との旨の申し入れがあり、これについて団体内にて協議した結果、現在参戦中のプロレスリング・ノアでの活動も考慮したうえで本人の意思を尊重することとなった次第です。

今後も引き続きDRAGONGATE への参戦も継続して参りますが、同選手のこれまで以上の幅広い活躍をご期待いただくとともに、引き続き変わらぬ応援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

引用:ドラゴンゲート

 

この発表に対し、Eitaは珍しく改まった挨拶ツイートを投稿。

SNSでは退団の噂が広がる事態に発展しました。

 

昨年9月には団体の顔である土井成樹がフリー契約となりました。

ただしドラゴンゲート専属であるフリー契約というものです。

 

今年、土井はDDTでUNIVERSAL王座を戴冠、全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級王者として君臨しています。

専属フリーとなったことで、土井が活躍の場を広げた良い例を作りました。

直近でもライジングHAYATO相手に圧巻の防衛戦を繰り広げています。

土井成樹【撮影:koba】

 

Eitaが活動の幅を広げるためフリーとなる

 

一方で、Eitaの『新たな形態の出場契約』とはどんな契約なのか。

多くのファンが疑問を持つ中、週刊プロレスの取材を受けた斎藤了GMとEitaが、契約の詳細について回答しました。

斎了GM『Eita選手につきまして、皆様にご報告がございます。本人と話してきまして、協議してきまして、これまで以上に活動の幅を広げたいという本人の希望もありまして、新たな契約を結びました。Eita選手は今後、フリーとして活動していくことになりました

リング上での発表も考えたのですが、現在、本人もNOAHさんの方でもベルト(GHCジュニアタッグ)を持って活躍中でございます。最前線で闘っていますので、できるだけNOAHさんの方にもご迷惑にならないようにと思いまして、このたびバックステージでの発表とさせていただきましたので、どうかファンの皆様のご理解のほど、よろしくお願いいたします。

今後引き続きDRAGONGATEの方にも本人、上がるつもりではいますので、ぜひ今後とも変わらぬ応援の方、よろしくお願いいたします。それでは最後にEitaの方から皆さんに一言お願いします』

Eita『いまGMからありましたが、これからはフリーとして活動の場を広げていこうと思います。いままでたくさんの応援ありがとうございました。今後も変わらぬご声援よろしくお願いします』

引用:BBM Sports

 

NOAHではペロス・デル・マール・デ・ハポンの一員として活動していたEitaですが、NOSAWA論外が引退したことで孤立。

最近は敵対していた小川良成とタッグを組みジュニアタッグ王座を獲得しましたが、直近の防衛戦後その小川から張り手をくらい不安な雰囲気になっていました。

 

恐らく、フリーという立場になったことでドラゴンゲートとNOAH以外にも活動を広げていくことになるでしょう。

人気・実力共にトップクラスのEitaは交友関係も広く、新日本プロレスのエル・デスペラードやDOUKIとはメキシコ遠征時代に切磋琢磨した間柄です。

特にDOUKIとはメキシコでペロス・デル・マールのオリジナルメンバーとして一緒に活動していました。

また、メキシコ時代にはHANAOKAとDOUKIの3人で、「ハポネス・デル・マル」という日本人ルードユニットを結成し活動していました。

 

先日行われたオールスターJr.フェスティバルで久しぶりにHANAOKAとタッグを組んだDOUKIは、もう1人大事なメンバーがいるとコメントを残しています。

DOUKI『HANAOKAさんとのタッグは今日見てた通りだ。ハポネス・デル・マル、俺とHANAOKAさんで始めたものだけど、もう一人よ、 大事なメンバーがいるんだよ

HANAOKA 『誰だっけ? (笑)』

引用:新日本プロレス

 

国内軽中量級の最重要人物の1人と言っても過言ではないEitaがフリーとなったことで、今後の活動は更に注目度が増すことになるでしょう。

昨年、Eitaが口にした意味深発言は実現されることになりそうです。

『約1カ月くらい前哨戦やって、吉岡、試合後の拍手が今日の答えだ。オレもまだまだだな。あと一歩だ。そのあと一歩が届かねぇんだ。イチから出直しだな。もう負けは負けだ。気持ち切り替えて…まだオレは闘わないといけない相手が山ほどいるからよ。それはこの団体だけじゃねぇからな。これ(映像)見てるオマエら、待っとけよ』

引用:BBM Sports

 

『闘わないといけない相手が山ほどいる』と語ったEitaは、近々ドラゴンゲートとNOAH以外にも登場するかもしれません。

その為にハポネス・デル・マルを再結成する可能性も考えられます。

Eitaの行動次第では国内ジュニアがますます活性化することでしょう。

フリーとなったEitaが、最初に闘わなければならない相手が誰になるのか…

今後のEitaに要注目です。