対抗戦で敗れたSANADAが『このままじゃいけない』と迷いを告白

SANADA【撮影:koba】
“独り言考察”




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勝2敗でロスインゴの勝ち越し。

新日本プロレスの横浜アリーナ大会で行われたプロレスリング・ノア(以下NOAH)との対抗戦で、ロスインゴと金剛がシングルマッチを行った結果です。

実際のシングル5番勝負の結果はこちらです。

▪︎BUSHI vs タダスケ 勝者:タダスケ

▪︎高橋ヒロム vs 大原はじめ 勝者:ヒロム

▪︎SANADA vs 征矢学 勝者:征矢

▪︎鷹木信悟 vs 中嶋勝彦 勝者:鷹木

▪︎内藤哲也 vs 拳王 勝者:内藤

 

どの試合も完勝、完敗なく紙一重の結果となったロスインゴと金剛のシングル5番勝負。

その中でも“気持ち”で勝利したのは、金剛の征矢学かもしれません。

かつては全日本プロレスでパートナーとして、時にはライバルとして切磋琢磨した征矢とSANADA。

横浜アリーナ大会でのバックステージでは、SANADAに対するジェラシーを口にしました。

『今日久しぶりにあいつと肌を合わせて、試合して、いろいろ、いろんな。 デビューして
15年、一緒にいた期間、 15年より短いかもしれない。 その間の期間、そのいろんなこと思いだした。 俺には同期がいないけど、あいつは同期みたいなもんだし、元タッグパートナーだ。あいつと離れてからも、 あいつの行動、 活躍、全部、全部見てたよ。 全部見てた。正直、 あいつに対する感情は、ジェラシーでしかないよ。真田聖也。今、 SANADAか。 どっちでもいいよ。 とりあえずは、あいつにはジェラシーしかない。 だから、 今日この
試合も、絶対にあいつに負けたくないんだよ! この先もだ、あいつには負けたくない。 あいつは、 殻かぶってるって言ったよな。 じゃあ、 その殻、破り捨ててやるよ。そして、俺が先にテッペン行ってやる。 次は2月5日、 後楽園ホール。俺にはGHCナショナルのタイトル戦がかかってる。俺は必ずベルトを獲って、あいつより先に上行ってやるからな。見とけよ、 サナ!』引用:新日本プロレス

 

一方で金剛とのシングル5番勝負で、征矢に敗北したSANADAのメンタルが気になります。

戦前の記者会見では征矢戦に対し『絶対負けられません』と語ったSANADA。

ヘビー級で唯一負けてしまったSANADAの心境はどんな想いを巡らせているのか。

征矢戦後のバックステージではいつにもなく危機感を口にしました。

『この約10年間、 征矢と離れて、今日の負けで自分がやってきたこの10年間が覆されたというか、ロスインゴのメンバーにも迷惑かけて。 このままじゃいけないなっていうのは凄く痛感してます』

引用:新日本プロレス

 

自分の過去10年を覆されたと言っても過言ではない敗北。

ロスインゴメンバーにも迷惑かけたと口にしたSANADAですが、『このままじゃいけない』と変わらなきゃいけない気持ちを口にしました。

 

これまで何度かIWGPに挑戦するも、一度も奪還に至っいないSANADA。

昨日から始まった新シリーズもテーマがないSANADAは、変わるために何かするのか。

 

昨年、鈴木軍が解散し、メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。

ロスインゴに加入して約7年。

変化を求めるのならば、ロスインゴから離れるというの選択肢の一つでしょう。

新日本の主役になれる男が『このままじゃいけない』と迷いが生じています。

今後SANADAは変わるためにどんな決断に至るのか…