3勝2敗でロスインゴの勝ち越し。
新日本プロレスの横浜アリーナ大会で行われたプロレスリング・ノア(以下NOAH)との対抗戦で、ロスインゴと金剛がシングルマッチを行った結果です。
実際のシングル5番勝負の結果はこちらです。
▪︎BUSHI vs タダスケ 勝者:タダスケ ▪︎高橋ヒロム vs 大原はじめ 勝者:ヒロム ▪︎SANADA vs 征矢学 勝者:征矢 ▪︎鷹木信悟 vs 中嶋勝彦 勝者:鷹木 ▪︎内藤哲也 vs 拳王 勝者:内藤 |
メインは大死闘の末、内藤が拳王を壮絶撃破!5番勝負はL・I・Jが金剛に“3勝2敗”で勝ち越し!
試合後、なんと武藤が“引退試合”の相手に内藤を電撃指名…!!
1.21横浜アリーナ大会の結果は
⇒https://t.co/LTx7wkFFEC#NJPWvsNOAH#njpw #noah_ghc pic.twitter.com/i1q3VHnjxe— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 21, 2023
どの試合も完勝、完敗なく紙一重の結果となったロスインゴと金剛のシングル5番勝負。
その中でも“気持ち”で勝利したのは、金剛の征矢学かもしれません。
かつては全日本プロレスでパートナーとして、時にはライバルとして切磋琢磨した征矢とSANADA。
横浜アリーナ大会でのバックステージでは、SANADAに対するジェラシーを口にしました。
『今日久しぶりにあいつと肌を合わせて、試合して、いろいろ、いろんな。 デビューして 15年、一緒にいた期間、 15年より短いかもしれない。 その間の期間、そのいろんなこと思いだした。 俺には同期がいないけど、あいつは同期みたいなもんだし、元タッグパートナーだ。あいつと離れてからも、 あいつの行動、 活躍、全部、全部見てたよ。 全部見てた。正直、 あいつに対する感情は、ジェラシーでしかないよ。真田聖也。今、 SANADAか。 どっちでもいいよ。 とりあえずは、あいつにはジェラシーしかない。 だから、 今日この 試合も、絶対にあいつに負けたくないんだよ! この先もだ、あいつには負けたくない。 あいつは、 殻かぶってるって言ったよな。 じゃあ、 その殻、破り捨ててやるよ。そして、俺が先にテッペン行ってやる。 次は2月5日、 後楽園ホール。俺にはGHCナショナルのタイトル戦がかかってる。俺は必ずベルトを獲って、あいつより先に上行ってやるからな。見とけよ、 サナ!』引用:新日本プロレス |
やっぱりアイツには譲れない気持ちになる、タッグを組んでた時も離れてからその後もずっとアイツにはジェラシーしかなかった、今日肌を合わせて改めて思った、俺にとっては #SANADA
はライバルだ!だから俺は殻をぶち破ってアイツより上にいってやる!!#noah_ghc #njpw #NJPWvsNOAH pic.twitter.com/78wurNqMXZ— 征矢学 manabu soya (@bunamayaso) January 21, 2023
一方で金剛とのシングル5番勝負で、征矢に敗北したSANADAのメンタルが気になります。
戦前の記者会見では征矢戦に対し『絶対負けられません』と語ったSANADA。
ヘビー級で唯一負けてしまったSANADAの心境はどんな想いを巡らせているのか。
征矢戦後のバックステージではいつにもなく危機感を口にしました。
『この約10年間、 征矢と離れて、今日の負けで自分がやってきたこの10年間が覆されたというか、ロスインゴのメンバーにも迷惑かけて。 このままじゃいけないなっていうのは凄く痛感してます』 引用:新日本プロレス |
自分の過去10年を覆されたと言っても過言ではない敗北。
ロスインゴメンバーにも迷惑かけたと口にしたSANADAですが、『このままじゃいけない』と変わらなきゃいけない気持ちを口にしました。
これまで何度かIWGPに挑戦するも、一度も奪還に至っいないSANADA。
昨日から始まった新シリーズもテーマがないSANADAは、変わるために何かするのか。
昨年、鈴木軍が解散し、メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。
ロスインゴに加入して約7年。
変化を求めるのならば、ロスインゴから離れるというの選択肢の一つでしょう。
新日本の主役になれる男が『このままじゃいけない』と迷いが生じています。
今後SANADAは変わるためにどんな決断に至るのか…