飯伏幸太がAEW加入についての可能性と今後“やりたい事”を語る

飯伏幸太、ケニー・オメガ【撮影:koba】
飯伏幸太




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日本プロレスにケニー・オメガが参戦して28日後、退団が発表された飯伏幸太。

公式サイトのプロフィール一覧ページのIWGP USヘビー級王者にケニーの写真が掲載するも、飯伏の写真は退団当日に消えてしまいました。

新日本プロレスに所属しておりました、飯伏幸太選手に関しましてお知らせです。

飯伏幸太選手は、2023年1月31日をもちまして新日本プロレスを退団しましたことをご報告致します。

2021年10月より「右肩関節前方脱臼骨折」及び「関節唇損傷」で長期欠場していた飯伏選手ですが、この度、契約期間満了により退団という運びとなりました。

長らく飯伏選手を応援してくださったお客様には、突然の発表になりましたことを心からお詫び致します。今後の飯伏選手の活躍にご期待ください。

新日本プロレスリング株式会社

引用:新日本プロレス

 

飯伏の退団を悲しむファンもいれば、解放されたと喜ぶファン、ネガティブな感情を持つファンなど様々でしょう。

本人にとって決して簡単な決断ではなく、様々な葛藤もあったと思いますが、団体と選手から同日に発表やコメントがあったことは幸いと言えます。

ただ功労者である飯伏の退団が、たった242文字11行の説明で終わってしまったことは居た堪れない気持ちでいっぱいです。

 

飯伏幸太がAEW加入の可能性と今後“やりたい事”について語る

飯伏幸太、ケニー・オメガ【撮影:koba】

 

海外からのオファーが沢山あると語った飯伏は、既に2大会の出場が発表されています。

復帰当面は海外でのオファーに応えると思われますが、最も気になるのはAEWに参戦するかどうかでしょう。

AEWには新日本に参戦していた選手も数多く存在し、なにより最愛のパートナーであるケニーがいます。

すぐにゴールデン☆ラヴァーズ復活となるとは思えませんが、飯伏のAEW参戦を望むファンは多いでしょう。

 

AEW参戦の有無について非常に気になるところですが、Dark Puroresu Flowsionのインタビューに答えた飯伏は、AEW加入の可能性と今後“やりたい事”について語りました。

(試合のセレクトやプロモーションの取引に、お金はどの程度関わってきますか?という質問に対し)

『お金については、僕は不要なものだと思っていて、自分にとっては大切なもの、必要なものの方が重要です。だから、意味のない試合には出たくないんです。意味のない試合はあまりないですが、今後、本当に自分のことを十分理解してくれるところに顔を出すことになると思います

 

(AEWに加入する可能性について尋ねると)

『僕の親友はAEWにたくさんいる。日本の後輩も育ってきている。それでも、すぐにAEWに行こうとは思わない。日本で “学校”を持ちたい。それがうまくいったら、AEWと話をしようと思う

引用:Fightful

 

インタビュー内の“学校”とは、恐らく“飯伏プロレス研究所”から派生するものなのでしょう。

既存の枠に捉われず、新しいことを始めるために“生徒”を増やすということかもしれません。

また、ここで言う後輩とはDDTの竹下幸之介のことだと思います。

DDTとAEWのダブル所属の竹下は、AEWでチャンスを掴み海外ファンの期待も日々高まっていることでしょう。

 

AEWトニー・カーンが語った飯伏幸太への興味

 

一方でAEW側がフリーランスとなった飯伏のことをどう思っているのかは気になるところです。

飯伏への興味を質問されたAEWのトニー・カーンは、その才能を評価しつつご覧のように回答しました。

『プロレス界にはたくさんの素晴らしいフリーエージェントがいる。確かに、飯伏幸太は素晴らしい才能の持ち主だ。彼ほどの名前があれば、プロレス界の誰もが自分のプロモーションにいてよかったと思うだろう。これまでも彼と一緒に仕事をしたいと思っていたので、確かに検討しなければならないことです

引用:Fightful

 

敢えてストレートに答えなかったのは、将来的なサプライズを狙っているからでしょう。

飯伏のインタビューの通り、AEWには親友が沢山存在し何よりケニー・オメガがいます。

スポット参戦ではなく正式契約はAEWにとって大きなメリットがあるはずです。

 

新日本との継続的な関係性もある以上、手放しに獲得を希望することはできないでしょう。

しかし、遠く無い将来、飯伏がAEWに登場する可能性は十分考えられます。

今回の飯伏の新日本プロレス退団は寂しい面もありますが、様々な可能性やポジティブな側面も存在します。

今後飯伏がやりたい事が実現できるよう祈りつつ、新たな発表に期待して待ちたいと思います。