タイチがYouTubeライブ配信で語ったオスプレイへの感謝

ウィル・オスプレイ、タイチ【撮影:koba】
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幌大会2連戦で敗北スタートとなったJust 4 Guys(ジャスト・フォー・ガイズ)。

タイチはウィル・オスプレイとシングルマッチで、金丸義信とDOUKIはTJPとフランシスコ・アキラの持つIWGPジュニアタッグ王座に挑みましたが、惜しくも敗れてしまいました。

特にオスプレイと闘ったタイチの気迫は凄まじく、負けはしたものの元USヘビー王者をギリギリまで追い詰めたかと言えるでしょう。

 

オスプレイとの激闘を終えたタイチは、札幌大会2日目の夜に自身のYouTubeチャンネルで配信を始めると、体調の不良を訴えました。

昨日もそうだったけど今日の方が試合後の頭痛が止まなくて、死んじゃうかなぁって思ったぐらい調子悪かったんだけど。取り敢えずの声をみんなに届けたかったし、みんなの声も聞きたいなって思ったし、今日はあんまり長くできないなって感じだけど…』

引用:「聖帝タイチのゲーム実況チャンネル」

 

どこまでが本当だか分かりませんが、あれだけの死闘を繰り広げたのですから、身体が悲鳴を上げても無理はないでしょう。

残りの「THE NEW BEGINNING」シリーズは試合が組まれていないようなので、ゆっくり休みコンディションが回復することを願うばかりです。

 

激闘を振り返ったタイチがオスプレイへの感謝を語る

 

90分を越えるライブ配信を行ったJust 4 Guysのタイチですが、札幌大会初日のスペシャルシングルマッチを振り返りオスプレイの凄さと感謝を語りました。

『生きて帰って来れたと大袈裟なこと言ってるかも知らないけど、やっぱりオスプレイという選手はね、誰が見ても凄いもの持ってるし、強いし無茶苦茶やってくるのも知ってるし、力も凄えし。覚悟はしてた。ベルトは失ったものの、コイツは俺の中の外国人では、パラメーター、グラフにした時に常に満タンになってる状態なんじゃないかなと。今の俺からしたら格上だと思える相手とシングルマッチを選んだことはホントに悔いはないし、年も一回り下の人間とやるわけだし、ハッキリ言って今回は恐怖すら感じてたし…(中略)

ホント、彼とやれてここ最近忘れていた何かを取り戻せたんじゃないかと、自分の中で忘れていた何かが蘇った気がするし、コイツのお陰で。それにに関しては、めちゃくちゃ感謝してるし、あそこまで完膚なきまでに俺のこと叩き潰してくれたこと、遠慮なく頭から落としてくれたこと、遠慮なく最後まで俺が動かなくなるまでやってくれたこと、感謝してるって言ったら変な話だけど、試合に負けて凄く変な話かもしれないけど、ホントに今そんな気持ちだね。やって良かったなって。誰が見ても強いオスプレイと試合できたこと良かったと思ってるし…』

引用:「聖帝タイチのゲーム実況チャンネル」

 

他にも世界のトップと称賛し、将来末恐ろしいと言うと、オスプレイへの賛辞を語り尽くしました。

そして、そんなオスプレイと対等に闘えた自分に対し『まだまだ行けるなと思った』とこれからの巻き返しを口にしています。

『40(歳)も超えてそろそろアレなのかなって思ってたけど、辞める辞めないじゃないけど、まだまだ行けるなって気がしたね。オスプレイのことどれだけ追い詰めたか俺は分からないけど、アイツ自身どう感じたか。俺と試合して、俺の強さとか今の俺のプロレスに対してアイツはどう感じたか俺は分からないけど、俺なりにできることはアイツにぶつけられたかなと。なにもね、彼は俺と試合しなくても良かったわけだ。ハッキリ言って格下だからね、ヤツから見たら。それでも真っ向勝負で来てくれて、叩き潰してくれて、彼なりの気持ちなのかなと』

引用:「聖帝タイチのゲーム実況チャンネル」

 

札幌大会2日目の試合後、リング上でオスプレイと何かを話していたタイチ。

配信でその会話を振り返ると、もう一回やりたいと、昨日は楽しめたとと、お互い再戦を語り合ったとのことでした。

どのタイミングで再戦が実現するか分かりませんが、次戦も必ずベストバウトを繰り広げてくれるでしょう。

 

そう言えば、配信中気になることも口にしていました。

3月から始まるNEW JAPAN CUPですが、そのトーナメントで『今だからやりたい相手がいる』と意味深な発言をしています。

それが誰だかは口にしませんでしたが、恐らくタイチにとって重要な人物なのでしょう。

元タッグパートナーのザック・セイバーJr.なのか、それとも新メンバー候補に考えているかもしれない“あの選手”なのか…

 

近年、人間味が増している気がするタイチ。

札幌大会での声援は大きな力になったことを明かし、声援がなければ立ち上がれない場面もあったことを語りました。

対戦相手に感謝し、ファンに感謝するタイチは新鮮そのものです。

結成されたばかりのJust 4 Guysですが、近い将来新日本プロレスに新しい景色を見せてくれるかもしれません。