2月のアメリカ・サンノゼ大会で行われた「ルーザーリーブ・ニュージャパンマッチ」に敗れ、新日本プロレスを追放となってしまったジェイ・ホワイト。
海外メディアではジェイの新天地としてWWEやAEWの名前を挙げていますが、去就は不透明なままです。
今現在はWWEがジェイ獲得に自信があるとの報道もありますが、もしジェイが新天地へ行きたいのなら、なぜまだ契約しないのかという疑問が残ります。
個人的に今の海外メディアの報道は、確信的な情報が得られない中で定期的に当たり障りのない情報を提供しているだけとしか思えません。
ジェイ・ホワイトが新日本プロレスを退団していないと思う理由
ジェイを見れなくなってしばらく経ちますが、個人的には新日本を退団となったとは思っていません。
そもそも「新日本追放」となったものの、未だ公式な退団情報はなく、ジェイはまだ新日本と契約状態であると思える理由がいくつかあります。
今回はその理由についてお話しができればと思います。
理由① ジェイ・ホワイトが新日本プロレス時代の写真をSNSに投稿し続けている
#SwitchbladeEra#TheCutAbove
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📷 – @tarratastic pic.twitter.com/TFnNCci93x— Switchblade Jay White (@JayWhiteNZ) March 9, 2023
2月19日のサンノゼ大会以降、新日本のリングに上がっていないジェイ・ホワイトですが、定期的にファンが撮った写真をSNSに投稿しています。
もし、新日本と契約が終了しているのであれば、そんなことをする理由はないでしょう。
私が知る限り、新日本で退団直後に何度も所属時代の写真をSNSにアップするような行為をする選手はいなかったと記憶しています。
特に他団体と契約済みであれば尚更のことです。
このジェイの行動には何か意味があると思え、まだ新日本プロレスと繋がっていると思わせる行為とも思えます。
理由② 『ジェイを失った』というストーリーが続いている
今までの新日本であれば、退団した選手の名前を出すようなことはしませんでした。
特に退団直後なら尚更です。
しかし、ジェイの場合は実況や解説でもまだ名前を出し、選手のバックステージコメントでも普通にジェイの名前が出ます。
過去を遡ればあり得ないことです。
ジェイが追放されて以降、何大会も配信が行われていますが、ジェイの名前が出ない日の方が珍しいくらいでしょう。
バレットクラブのフィクサー的立ち位置の外道に関しては、今のバレットクラブのことを『ジェイを失った』クラブという表現をします。
エル・ファンタズモはジェイ追放を今でも悲しんでいます。
デビット・フィンレーが加わり新リーダーを表明しても、今のユニットは“ジェイを失ったバレットクラブ”を継続していると言えるでしょう。
ジェイ不在でもジェイを絡めたストーリーが続いていると言えます。
フィンレー「ファンタズモは何様なんだ!外道わかるか!?」
外道「うーん…」
オーエンズ「まぁ、わかってくれるようになる…」
外道「(英語で)ジェイの事をまだ引きずってるんだ」
フィンレー「フ〇ック、ジェイ・ホワイト!」全文はhttps://t.co/meNaM2CIVw#njcup pic.twitter.com/YW6UZC5XGO
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 8, 2023
理由③ 新日本プロレス公式サイトからジェイ・ホワイトの名前も写真も残っている
小さな疑問は幾つもありますが、一番の疑問は公式サイトの選手プロフィールページからジェイの写真が無くならないということです。
昨年、LA道場出身のカール・フレドリックスが退団した際は、数日後に新日本プロレス公式サイトの選手プロフィールページから選手情報が削除されました。
今年2月1に退団が発表された飯伏幸太の場合は、その日の内に選手プロフィールページから情報が削除されています。
退団した選手をこれだけ早く公式サイトから情報を削除できる環境が整っているというのに、40日以上経ってもジェイの情報が残っているというのは明らかにおかしいです。
では、ジェイ・ホワイトは今現在どういう状況なのか?
恐らく、試合結果上『新日本を追放』となったものの、『新日本とは契約は続いている』という状況なのではないでしょうか。
そういう状況であれば全てが腑に落ちます。
あとは、どのタイミングでどう言う形で新日本に戻ってくるか…
最も相応しいタイミングはバレットクラブ生誕の地である「レスリングどんたく」だと思いますが、「ドミニオン」やもっと先の可能性もあります。
新日本とジェイの契約が切れていないことは確定ではありませんが、今は長いオフを過ごしている状況だと信じ、ジェイミー・ホワイトのカムバックを待ちたいと思います。