新日本が密かに発信し続けるサブミリナルメッセージとは

ケニー・オメガ、棚橋弘至【撮影:koba】
“独り言考察”




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さんは「新日ちゃん。」で行っていたアンケート『ファンが選ぶ”スゴい外国人プロレスラー”は一体誰!?』に投票しましたでしょうか。

 

「新日ちゃん。」とは金曜深夜にテレビ朝日が放送しているプロレスバラエティ番組です。

プロレス初心者のテレビ朝日アナウンサー・三谷紬さんをプレゼンターに迎え、新日本プロレスの選手たちがプロレスの素晴らしさ・奥深さを世に知らしめていく!

貴重な試合映像から、選手たちの知られざるプライベートまで、”プロレスバラエティ”としてさまざまな企画をお届けしていきます!

引用:新日本プロレス

 

“スゴイ外国人プロレスラー”アンケートは締め切られてしまいましたが、SNSでは投票したという多くのつぶやきを見かけました。

懐かしい選手がランクインするのか、誰が1位に輝くのか、非常に気になるランキングです。

 

どの選手が1位になるか分かりませんが、あの選手が上位に入るのではと予想しています。

その選手とは…

ケニー・オメガ

ケニー・オメガ【撮影:koba】

 

実は、数ヶ月前から気になっていることがありました

それは「新日ちゃん。」や「NJPWWORLD NOW!」で、ケニーの映像やケニーを連想させる発言をしていたということです

意図的かどうかは分かりませんが、ケニーと直接関係ないシーンにケニーが映っている映像を使っている場面を何度か目撃しました。

 

ケニー・オメガの過去映像を使う理由は?

 

例えば「ファンが選ぶ新日レスラーの必殺技BEST10」では、2位に選ばれた棚橋弘至のハイフライフローでケニーの姿が映っています

これまで多くの選手が棚橋のハイフライフローを受けてきましたが、なぜ敢えてケニーが受けるシーンを映したのか?

NJPW WORLD 新日ちゃん。 Season1 第8試合 ファンが選ぶ新日レスラーの必殺技BEST10【完全版】

 

「NJPWWORLD NOW!」でもケニーの姿が映っていました。

飯伏幸太のサードロープからの飛び付き雪崩式フランケンシュタイナーを、ウィル・オスプレイが前宙後着地するシーン有名なシーンがあります。

フランケンシュタイナーを繰り出した飯伏が恐る恐る振り返ると、オスプレイが仁王立ちで立っているという多くのファンが驚愕した場面ですが、ケニーとタッグを組んだ試合を選んでいました。

そして、一瞬映るケニーの姿が確認できます。

NJPW WORLD NJPWWORLD NOW! #138 3/25【SAKURA GENESIS 2021】の見どころを寺川アナが語る!

 

今、新日本から離れているケニーを過去映像で使う理由は何なのか?

偶然ケニーが映る映像を使ってしまっただけなのか、それとも意図があったのかは分かりません。

視聴者も気づかず見ていたファンも多いでしょう。

もしかしたら、サブミリナル効果的にケニーの姿が脳裏に残っているかもしれません。

 

疑問が確信に変わった瞬間

 

しばらく半信半疑で見ていましたが、先日の「新日ちゃん。」の放送で疑問が確信に変わりました。

それは後藤洋央紀とYOSHI-HASHIがゲストとして登場した回です。

 

三谷アナから2人のタッグ名について質問がありました。

コンビを組む機会が多い後藤とYOSHI-HASHIですが、特にタッグ名は存在しません。

その際、三谷アナから意外なフレーズが飛び出しました。

『タッグ名とか決まってたりするじゃないですか?ゴールデン☆ラヴァーズとか。そういうのは自分達で決めたりするんですか?』

 

新日本プロレスのタッグ名はと聞かれたら、様々な名前が思い付くでしょう。

しかし、三谷アナが口にしたのは過去映像でしか見たことのないケニーと飯伏のコンビ名です

デンジャラス・テッカーズ、ロッポンギ3K、G・B・H、テンコジなど思い付くタッグ名は色々ありますが、そもそも三谷アナはゴールデン☆ラヴァーズという名前をいつ覚えたのでしょうか?

最近では試合の解説等でゴールデン☆ラヴァーズというフレーズを聞く機会は殆どないはずです。

もしかしたら、台本やカンペに書かれていたのではないでしょうか。

つまり、第三者によりゴールデン☆ラヴァーズという言葉を口にしていた可能性があります。

 

ケニーが新日マットに再登場する日も近い?

 

2019年2月に主戦場をAEWに移したケニー・オメガ。

最近ではAEWにKENTAが出場したり、インパクト・レスリングでフィンジュースと接触を果たしました。

少しづつケニーが新日本に近づいて来ているような気がします。

 

今でもケニーを崇拝するファンがいる一方で、ケニーに対し否定的なファンもいます。

使う言語が違う以上、誤解を招くことや、伝えたい意図が湾曲することも多々あるでしょう。

必ずしも新日マットに再登場することが全てのファンに受け入れられる訳ではありません。

 

しかし、ケニーが新日本プロレスでやり残したことはまだまだ沢山あります

盟友飯伏と特別な場所でシングルマッチを行っていなければ、IWGPタッグ王座も戴冠していません。

今のジェイ・ホワイトやウィル・オスプレイと闘うことは非常に興味深く、鷹木信悟やKENTAとの試合はベストバウトになる事でしょう。

 

もしかしたら、ケニーの過去映像を使うことが再登場するための環境作りをしているとも考えられます。

少しづつかもしれませんが、ファンの記憶を呼び戻す為の地道なPR活動をしているのかもしれません。

 

来年は新日本プロレス旗揚げ50周年YEARです。

ゴールデンタイムでの放送を実現させる為に、様々な話題や仕掛けを用意するでしょう。

その話題の一つがケニー再登場だと期待しています。

 

多くのファンがケニー待望論に期待する状況になる為にも、様々な手法でケニーの露出が増えることを楽しみにしています。

いつか「新日ちゃん。」で放送される“スゴい外国人プロレスラー”ランキングで、ケニーが何位に選ばれるのか…

今から楽しみで仕方ありません。