サンノゼ大会で敗北したジェイ・ホワイトを襲撃し、バレットクラブ入りを果たしたデビッド・フィンレー。
エル・ファンタズモを追放し、新たにクラーク・コナーズを招き入れ、更なる新メンバーの投入を予告しています。
No more cool tee shirt models in my Bullet Club. Savages only. More to come.#BulletClub #njcapital #njcollision
— David Finlay (@THEdavidfinlay) April 16, 2023
『俺のバレットクラブにクールなTシャツを売るだけのモデルはもう要らない。 野蛮人だけが必要だ。 (新メンバーは)もっと来るぞ』 |
ジェイが率いていたバレットクラブからイメージの刷新を計るフィンレーですが、珍しく海外メディアのインタビューに答えました。
これはそのインタビューの一部です。
With the group’s 10th anniversary fast approaching, David Finlay has Bullet Club headed in a new direction https://t.co/dUt9IhUPIm
— SI Wrestling (@SI_wrestling) April 18, 2023
▪︎バレットクラブは何をすべきか目的を見失っていた ▪︎Tシャツを売ることに執着してしまっていた。それは我々の意図するところではない。バレットクラブは破壊を繰り返すために存在する ▪︎これは俺のバレットクラブだ。最も暴力的で冷酷なクラブにバージョンアップし、血と輝かしい名誉によって定義付けされる ▪︎模倣は許さない。これこそが本物のバレットクラブだ ▪︎俺とオスプレイの関係は新日本のヤングキッズだった2015年にまで遡る。俺たち2人の間には、いつもちょっとした争いがあった。目を合わせたこともないし、仲良くなったこともない。俺とアイツは友人ではないし、アイツは俺の友人でもない。ケミストリーとは呼べない。俺たちの間には敵意がある。俺たちはただストレートにお互いを好きではない ▪︎俺は10年間レスリングをしてきたが、あまりにも長い間、俺は自分ではない誰かになろうとしていた ▪︎ジュースとジェイの2人がAEWで何をしているかは知らないが、彼らは本物のバレットクラブの一員ではない ▪︎NEVERのベルトは世界タイトルではないが、これは新日本で最も残忍なマザーフ○ッカーであることを世界に伝えるベルトだ ▪︎29年間、この瞬間のために準備してきた。これは俺の人生であり、常に俺の人生であった。そして、俺の人生はまだ始まったばかりだ |
※意訳、誤訳は悪しからず
バレットクラブが本来持っている残忍で冷酷なユニットに戻そうと企てるフィンレー。
それこそが本来フィンレーが持ち合わせていた凶暴性なのかもしれません。
恐らく、最近のバレットクラブとは一線を画す存在に生まれ変わるでしょう。
そしてインタビューではウィル・オスプレイを牽制し、ジュース・ロビンソンとジェイ・ホワイトの存在を否定しました。
特に後者に関しては、メディアを通しての宣戦布告とも取れます。
新日本プロレスとAEWの両団体横断のバレットクラブ抗争となりうる発言です。
最後に。
先日、PPVで配信された米国大会では清野アナウンサーが『バレットクラブ・ゴールド』を口にしました。
わざわざ新日本の配信でジェイの情報を口にしたのは意味があるのでしょう。
AEW所属となったジェイ・ホワイトは、未だに新日本の選手プロフィールページに写真が掲載されているという事実も意味深です。
ジェイの新日本追放も、AEW加入も、新日本を退団したということではなく、ジェイが来るべき最高のタイミングで日本に戻ってくるための計画の一部なのではないでしょうか。
これからフィンレーは残忍なバレットクラブの一員として新日本を席巻し、いずれジェイ率いるバレットクラブゴールドとの抗争に突入するでしょう。
長年温め続けてきた生え抜きの外国人レスラー同士のライバルストーリーが、遂に幕開けしようとしています。
Killers only. https://t.co/ptrUF6bL5J
— David Finlay (@THEdavidfinlay) April 18, 2023
フィンレー『残酷な者だけが必要』