帰国した飯伏幸太が復帰戦の心境を語る。ワンマン興行開催も予告

飯伏幸太【撮影:koba】
飯伏幸太




Pocket

1クライマックスの優勝決定戦で負傷して以来、リングに復帰することなく新日本プロレスを退団した飯伏幸太。

525日振りとなる復帰戦は、日本ではなくアメリカを選びました。

2年前とは環境も変わり、フリーという立場でアメリカマットでの復帰戦となりましたが、多くの日本のファンもPPVで飯伏の復帰を祝ったことでしょう。

 

復帰初戦をマイク・ベイリーと闘い、翌日にはジョーイ・ジャネラと闘った飯伏。

アメリカでの復帰戦に同行したガンバレ☆プロレスの今成夢人がカメラを片手に撮影した試合映像は、飯伏のYouTubeチャンネルで視聴することができます。

 

アメリカで復帰戦を2試合闘った飯伏ですが、その後の試合予定は明らかになっておらず、どこで何をしているかも不明な状態でした。

このままアメリカを拠点にするのか、日本に帰ってくるのか…

試合が組まれたなどの情報がなかった飯伏ですが、久しぶりに自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、復帰戦後の心境を語りました。

ーー『復帰戦を終えた感触はどうだったんですか?』

飯伏『いや、これホントに復帰戦なのかなという。

初日はホントに、プロレスの道場マッチみたいな感覚。いわゆるプロレスでいうとこの“極めっこ”ってやつをやってる感じ。

これホントにファンは喜んでるけど、その感覚は自分でも分からなくて、だから復帰した実感が初日はなかったかな。バックステージでやっと気付いたというか。復帰したんだ!みたいな。ということは明日もあるんだ。明日は絶対来るんだ。じゃあ明日に備えようってスイッチがすぐ切り替わって。

(中略)

飯伏『話戻るけど、復帰戦2日目の終わりもハッピーな感じ。で、これこそホントに復帰したんだみたいな。スリーカウントのあるプロレス。ワン、ツー、あー!とか。ワン、ツー、スリーとか。それの歓声。返した時の歓声だったり。ワンでキックアウトした時の歓声だったり。これがプロレスだな、プロレスをやっているなって感じがした。プロレスやってるな、戻ってきたなという感覚が芽生えたのが2日目かな。本格的な何か。ザ・プロレスをやったって感じ。

一応、第一線に戻れたのかなって感じ。まだ全然できるんだっていう、体力も全然あったし、うん。全然負ける気もしなかったし。ブランクは感じた部分もあったけど、そんな何か、これヤバいな、やらかしたなとかもなく、普通に楽しめた。充実した2日間だったね。

その後はね、みんなびっくりすると思うけどね。ドッキリがね。これはね、どこかで公開したいなと。ドッキリをね。これ、ここまで行くとドッキリじゃないのかな。これ逆に言えばどう思ったのか?』

ーー『いや、恐ろしい体験でしたよ』

飯伏『フハハハハハァ』

引用:飯伏幸太YouTubeチャンネル

 

マイク・ベイリーと闘った復帰戦である「Bloodsport」は、ロープの無し、ピンフォールしのギブアップもしくはノックアウト決着という特殊ルールなため、プロレスの試合をしたという実感が湧かなかったのでしょう。

ロープあり、カウントありの通常ルールのプロレスこそが、飯伏が求めているものと言えます。

久しぶりに復帰を果たした飯伏が『楽しめた』『充実した』という言葉を聞くことができたのが、何よりも嬉しいコメントでした。

 

一方で気になったのが動画最後の映像と『ドッキリ』発言。

動画の最後に今成夢人が号泣し、その横で飯伏が『なんだよ!どうしたの?』と聞いたところで終了しています。

飯伏の復帰戦を泣きながら撮っていた写真もSNSで見かけたので、バックステージの様子を映したのでしょう。

 

『ドッキリ』に関しては全く分かりません。

どこかのタイミングで公開してくれると言っているので、待つしかないのでしょう。

アメリカで恐ろしいと思えるサプライズを起こしたということは想像できます。

 

飯伏の今後ですが、ゴールデンウィークに前田日明とのトークイベントが予定されています。

また、1人1マッチ興行というワンマンイベントも開催されるかもしれません。

これについては詳細は分かりませんが、SNSでファンの意見を聞いていました。

日本での復帰戦も期待したいところです。