グレート・オーカーンがG1CLIMAXでノーコメントを貫く謎に迫る

グレート・オーカーン【撮影:koba】
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1クライマックスの大田区総合体育館大会が開催され、A・Bブロックの公式戦5試合目が行われました。

AブロックはSANADA無敗を守り唯一の全勝、Bブロックはここまで全勝だったオカダカズチカをウィル・オスプレイが破って勝利。

過去介入ありでオカダに勝ったことはありましたが、真っ向勝負での勝利は初めてのことです。

これでBブロックは混戦になりそうな気配が漂い始めました。

 

決勝トーナメント進出争いが佳境に近づく中、残念ながら公式戦を2つ残し脱落してしまった選手がいます。

その選手とは獣神サンダーライガーも優勝候補に挙げていた、ユナイテッド・エンパイアのグレート・オーカーンです。

1勝4敗で勝点2のオーカーンは、オカダとオスプレイが現時点で勝点8のため、残り2連勝してもブロック2位以内には入れません。

 

早々のG1敗退も気になるところですが、もっと気になるのがシリーズ通してバックステージでノーコメントを通しているところ

開幕前日に行われた会見から始まったノーコメントは、唯一勝利したエル・ファンタズモ戦も無言を貫き、後楽園ホールで行われた同胞のオスプレイ戦のみ少しコメントを残していました。

余様『クソーッ!言っとくがよぉ、言いてぇことなど、山ほどあるんだよ!しかも、今宵はあのオスプレイだぞ!クソッ!

それでも、ノーコメントを貫く!』

引用:新日本プロレス

 

言いたいことは沢山あるというのに、敢えて口を閉すには何か特別な理由があるのでしょう。

オーカーンに最も距離が近いメディアであれば何か知っているかと思い、G1期間中の記事を遡って見ていたらある共通点に気付きました。

それはすべての記事で“ある楽曲”の歌詞を引用しているということです。

 

ある楽曲とは、今年YouTubeの再生回数が2.5億回再生を越える大ヒットとなったYOASOBIの「アイドル」。

オーカーンの公式戦後の記事には、すべて「アイドル」の歌詞が引用されています。

お星様の引き立て役Bにすらなれそうにない男を選出した運営側の罪はあまりにも重い』

『他の選手からのねたみ嫉妬なんてないわけがないこれはネタじゃないからこそ許せない

金輪際現れない一番星の生まれ変わりと言っても過言ではない気がする』

『実力、人気、将来性のいずれかがあるなら話が分かるが、あれもないないないこれもないないない

『1枚も2枚も格が落ちるオーカーンの選出はまさに知りたいその秘密ミステリアス。他選手との実力差の懸念をよそに、オーカーンは淡々とだけど燦燦と黒星を重ね続け、最下位を独走している』

引用:東スポWEB

 

どの記事にも「アイドル」の歌詞を引用するのはただ流行りに乗っかっているだけなのかもしれませんが、もしかしたら意味があるのかもしれません。

G1開幕の数日前に行われた「新日SS Presents G1 CLIMAX 33 優勝予想大討論会!」では、『優勝は余である!』と予想し饒舌に語っていたオーカーン。

この大討論会の後の前日会見では別人の様に方を閉ざしていただけに、原因はこの期間に何かが起きたのではないかと考えられます。

もしかしたら、大討論会後モチベーションがダダ下がってしまうようなことを、お偉いさんに言われたらのではないでしょうか?

例えば『令和闘魂三銃士は特別です。オーカーンはハナからおまけです。お星様の引き立て役Bです』とか…

 

あくまでこれは憶測でおり、真相はオーカーンや関係者しか知らないでしょう。

もしかしたら、ノーコメントを貫く真相もこのまま闇に葬るのかもしれません。

それでもオーカーンは一番星を宿していることに変わりはなく、弱いとこなんて見せちゃダメダメと思っているのとでしょう。

知りたくないとこは見せずに、負けてもなお闘い続けるオーカーン。

唯一無二じゃなくちゃイヤイヤと言われ貫くオーカーンの精神力、それこそ本物の(プロレス)アイなのかもしれません。

G1クライマックス33星取表