ケニー・オメガが海外メディアのインタビューでウィル・オスプレイを賞賛

ウィル・オスプレイ、ケニー・オメガ【撮影:Koba】
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のレッスルキングダムと半年後のAEWx NJPW合同興行「Forbidden Door」で2度シングルで対戦したケニー・オメガとウィル・オスプレイ。

SNSの発言や海外メディアのインタビューから因縁が深まり対戦が実現した2人ですが、ケニーはオスプレイを高く評価しているようです。

海外メディアのインタビューに答えたケニーは、オスプレイに対する質問にこのように答えました。

ーーオスプレイが彼自身の魅力を最大限に引き出しているものは何でしょうか?

ケニー『ウィルはウィルだ。彼はレスリング界でも稀有な存在で、信じられないような天性の運動能力を持っているだけでなく、様々な技をごく自然に繰り出す能力も持っている

タンブルやフリップ(飛んだら跳ねたり)が自然にできる人はいる。怪我をせずに自然にぶつかることができる人もいる。そして、たくさんの技を自然にこなし、それを最初からうまく見せることができる人もいる。

ただし非常に稀なことだが、リングの上で勘が鋭く、その間にどう自分を運ぶかを心得ている人はそう多くない。ウィルはまさにそんなレスラーの1人だ

引用:Bleacher Report

 

運動能力が優れているだけではなく、レスリングの天賦の才を持ち合わせた稀有な存在だと語ったケニー。

オスプレイへの賛辞は続きます。

ケニー『だから、私の年齢でウィルのような男とレスリングをするチャンスがあり、私の心の中で特別な位置を占めているプロモーションでそれをすることができ、彼がどれほど情熱的で、どれほどハングリーであるかを感じることができたとき、そのような瞬間やそういう人たちが、私の中で半分死んでいるか眠っている何かを目覚めさせる。

突然、昔の自分を呼び戻すことができるんだ。昔のケニー・オメガを。2016年から2018年まで走り続けた男を。この時だけは怪我や痛みが消えるような気がする。プロレスとシンクロしているような、一種の精神的な明晰さを感じるんだ。

ウィルは今、私の中にあるそんな能力を引き出してくれる稀有な存在だ。年月が経てば経つほど、身体がそれを許さないから、昔のようなレスリングをすることが難しくなっている。ウィルのように、大きなステップを踏み出し、業界のパワープレーヤーになりかけている選手と対戦し、まだまだ自分の力を試してみたい』

引用:Bleacher Report

 

オスプレイと闘うとき、自分の中で半分眠っている能力を目覚めさせてくれると語ったケニー。

年齢的な衰えを感じている一方で、オスプレイのような才能を持った選手との試合では、本来持つ能力を引き出すことができると語りました。

因縁の相手として火花を散らしたオスプレイですが、自分を高めることができる特別な存在であるとうことでしょう。

再び2人が特別なシチュエーション、特別な場所で闘う日も、そう遠くはないかもしれません。

※意訳、誤訳は悪しからず