プロレスリング・ノア(以下NOAH)の横浜大会に登場し丸藤正道との対戦を要求した飯伏幸太。
飯伏はX(旧Twitter)で丸藤に対し対戦を熱望しており、その願いが届いた形でシングルマッチが実現しました。
ただそのカードがNOAHビッグマッチのメインイベントとして発表されたのですから、ファンから様々声が上がるのは当然です。
既に同大会でのGHCヘビー級選手権開催が発表されています。
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🎍2024.1.2有明アリーナ【メインイベント決定】‼️‼️‼️
\「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2024」
📅2024年1月2日(火)15:00開始/13:30開場
🏢有明アリーナ💠メインイベント・スペシャルシングルマッチ/DESTINY 2024
丸藤正道 vs 飯伏幸太#noah_ghc #あけまして有明アリーナ pic.twitter.com/5CC9QySkvP— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) December 2, 2023
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🎍2024.1.2有明アリーナ【GHCヘビー級選手権】開催‼️‼️
\「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2024」
📅2024年1月2日(火)15:00開始/13:30開場
🏢有明アリーナ👑GHCヘビー級選手権試合
拳王(第43代王者)
vs
征矢学(挑戦者)※第43代王者の初防衛戦#noah_ghc pic.twitter.com/Z6gWPcOjpf
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) November 26, 2023
拳王のGHCヘビー初防衛の相手が征矢学に決まってから、年始早々のビッグマッチのタイトルマッチとしては“少し弱い”のではというファンの声も耳にしました。
ただ征矢は待望のGHCヘビー挑戦であり、拳王と征矢は元金剛の同じ仲間。
さらに言えば征矢がNOAHに来るキッカケになったのは、拳王が金剛新メンバーとして白羽の矢を立てたからになります。
拳王と征矢の背景を考えれば、NOAHファンにとって極上のタイトルマッチになるはずです。
しかし、NOAHフロントの決断は【飯伏幸太 vs 丸藤正道】がメインイベントでした。
なぜ団体の至宝であるGHC戦がメインではないのか?
賛否の否の意見が多く見られる状況を想定できるにも関わらず、なぜ飯伏幸太をメインに据えたのか?
恐らく、多くのプロレスファンにGHC戦を届ける為ではないでしょうか。
飯伏幸太vs丸藤正道をメインイベントに据えた理由の考察
年間最大のビッグマッチになるだろう1.2有明アリーナ大会ですが、飯伏の参戦は大きな話題となるはずです。
その相手がNOAHの象徴である丸藤なら尚更です。
同大会はABEMAで無料配信も決まっています。
恐らく、NOAHファン以外のプロレスファンや飯伏・丸藤戦目的にABEMAを視聴する方が増えることでしょう。
飯伏幸太というビッグネームは国内外に届くはずです。
もし飯伏・丸藤戦がセミファイナルなら、この試合を目的にABEMAを視聴したファンはどんな行動を取るでしょう。
征矢学をあまりよく知らないファンなら、飯伏・丸藤戦を見終わり次第、ABEMA視聴を終了してしまうのではないでしょうか。
逆にメインイベントの飯伏・丸藤戦を見る目的でABEMAを視聴したファンは、世紀の一戦を見逃さないためメインの前の試合からNOAH有明大会を視聴するのではないでしょうか。
飯伏・丸藤戦を見逃したくない心理を考えれば少なくともメインの1つ前の試合から見始めらはずです。
つまり、拳王・征矢戦がセミの方が、より多くの視聴者にGHC戦を届ける可能性があるということです。
あくまで憶測に過ぎませんが、今回の試合順の英断は、GHCヘビー級選手権をよく多くのプロレスファンに届ける施策だと思っています。
結果的に2試合とも見る方が増えるはずです。
当日の飯伏と丸藤のコンディションがどんな状態か分かりませんが、拳王と征矢のタイトルマッチは間違いなく激闘、死闘となることでしょう。
NOAHが多くの視聴者に届けたい一戦になると思います。
そして今のNOAHを凝縮した試合となるでしょう。
この一戦を1人でも多くのファンに見てもらいNOAHのァンになってもらうため、今回の試合順を英断したんだと思います。