エル・デスペラードが気が狂いそうほど悔しかったと語った過去の出来事

エル・デスペラード【撮影:Koba】
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内最後の後楽園ホール大会が終わり、2023年の新日本プロレスの全日程は終了しました。

来年の1・4東京ドーム大会の全対戦カードはまだ発表されていませんが、恐らく辻陽太と上村優也のスペシャルシングルマッチが組まれることでしょう。

仮に第一試合に組まれれば、年間最大興行のスタートからフルスロットルの盛り上がりを見せることになるのは間違いありません。

 

一方で、例年通りジュニアの単独の試合は少なく、今現在発表されているのはIWGPジュニアヘビー級選手権とIWGPジュニアタッグ選手権のみ。

発表されている8試合の内、2試合だけがジュニア単独の試合です。

恐らく残りの追加カードの中には、ジュニア単独の試合は組まれることはないでしょう。

 

ジュニアの歴史は、対ヘビー級への対抗心の繰り返しという側面があります。

そして、現役の新日ジュニアの中で、最もジェラシーや悔しさを抱え闘い続けるレスラーは、エル・デスペラードと言えるでしょう。

遅咲きだったと言えるデスペラードの歴史は、本人が何度も語る通り順風満帆とは真逆のレスラー人生だったと思います。

 

そんなデスペラードがメディアの取材で「気が狂いそうだった」というほどの悔しい思いをした出来事を語りました。

それはジュニアを象徴する存在だった獣神サンダーライガーの引退試合の相手に選ばれなかったことだそうです。

2020年1月5日東京ドーム大会で行われた獣神サンダー・ライガーの引退試合の相手に選ばれたのも、ヒロムとドラゴン・リーだった。自身が立てずに「気が狂いそうだった」というほどの悔しさを乗り越え、現在の地位を手に入れた

引用:東スポWEB

 

バリバリのヒールレスラーだった頃は語れなかったライガーへのリスペクト。

当時、ライガーの引退試合に絡めなかったことをあまり言及していませんでしたが、デスペラードが味わった中でも最上級の屈辱だったのかもしれません。

そして、そのライガーの引退試合の相手を務めた高橋ヒロムに対するジェラシーは、一生持ち続けるのでしょう。

来年のドームでのIWGPジュニアヘビー級選手権が何試合目になるか分かりませんが、デスペラードのヒロムへのジェラシーは、ヘビー級の試合を凌駕する熱い闘いを見せてくれるはずです。