JET SETTERSの挑戦表明により3WAYマッチとなったIWGPジュニアタッグ選手権。
トルネードマッチによりタッチ不要となったタイトルマッチは、目まぐるしい展開でジュニアらしい試合展開となりました。
どのチームが勝っても不思議ではない状況で試合を制したのは、チャンピオンチームのWAR DOGS。
試合後、ダン・モロニーが1人でそそくさと帰る不安な空気を残しましたが、王者組として圧巻のパフォーマンスと存在感を示しました。
【4.6両国大会・第4試合】
IWGPジュニアタッグ選手権試合 3WAYトルネードマッチ
大混戦を制した王者組・クラーク&モロニ―が初防衛に成功!
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直接負けはしなかったものの、悔しい敗北となってしまったユナイテッド・エンパイアの2人。
先のNEW JAPAN CUPでは参加メンバーが全員一回戦敗退、春の両国大会で唯一のタイトルマッチだっただけに、エンパイアに春が来るのはまだ先という結果になってしまいました。
この状況に堪忍袋の緒が切れてしまったのか、帝国創設メンバーであるグレート・オーカーンがバックステージでTJPに詰め寄ります。
オーカーン『TJ!アキラもだ。オイ、何だこのザマは!貴様がキャプテンと名乗って、このザマか!余とオスプレイが帝国を建国した時、円卓の騎士のようにみんな平等で、そういう条件で同盟を結んだ。それで、貴様がキャプテンを名乗って、どうなった? 「NEW JAPAN CUP」、みんな1回戦負けだ。両国も、みんな負けだ。これが、UNITED EMPIREの、今の姿だ!いいか、貴様がキャプテンを、舵を切りたいというのなら、余はもうまとめ役はやらない。舵を切るならば、それ相応の結果を、宝を持ってこい。じゃなければ認めんぞ。わかったかオイ!』 引用:新日本プロレス |
TJPがユニットのキャプテンを名乗り、その事に不満を口にしていたオーカーンですが、直接不平不満を口にしたのは初めてでしょう。
ウィル・オスプレイが新日本を去り、HENAREは怪我で欠場、ユニットとして明らかにトーンダウンしているエンパイアに亀裂が入ったと言っても過言ではありません。
次期シリーズ、TJPがジュニアタッグにもジュニアヘビーにも絡むことは難しい状況なだけに、どう存在感を示すか非常に難しい状況です。
さらにオーカーンは『まとめ役はやらない』と宣言しました。
恐らく、次期シリーズ中もギスギスした状況は続いてしまうのでしょう。
このままではバラバラになってしまいそうな状況で、TJPがどんなキャプテンシーを発揮するのか…
エンパイアの苦難は続きそうです。