柴田勝頼から欠場中の飯伏幸太に闘魂メッセージ

飯伏幸太【撮影:koba】
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2月28日に両国国技館で開催された「INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国」に出場した柴田勝頼。

今年3試合目となる柴田は、UFCでも活躍していたトム・ローラーとUWFルール(ロストポイント形式。頭部への一切の攻撃は禁止)で対戦しました。

 

故アントニオ猪木さんの追悼大会となった今大会に唯一新日本プロレスから参戦した柴田は、戦前『闘魂の火を消したくない』と語っており、トム・ローラー相手にグランド卍固めで勝利。

試合後のバックステージで記者から『何を伝えようと想いリングに上がりましたか?』と言う質問に対し、『闘魂』と答えています。

文字通り闘魂ですよ。ホントに俺ができることって最初に話しいただいて、自分が話した時に「自できることは限られてきます」と伝えて、「そのなかでやれることをどうぞ決めてください」ってことで今回のルール、形式になりました』

引用:新日本プロレス

 

約1ヶ月前に出演したラジオ番組『真夜中のハーリー&レイス』では、ストロングスタイルが無くなりかけていると危機感を口にしていた柴田。

今、新日本プロレスの中で最もストロングスタイルを意識し、闘魂の火を絶やさないよう伝道師となっているのは柴田勝頼なのかもしれません。

 

新日本プロレスから今大会に出場していたのは柴田1人ですが、ゲスト解説として棚橋弘至が、関係者席には欠場中の飯伏幸太が来場していました。

 

闘魂への想いが強い人間が集まったということでしょう。

飯伏はジョシュ・バーネットと2人きりで会話する姿が目撃されており、大会後もSNSでやり取りをしていました。

ジョシュ『昨晩、飯伏幸太に会えて、話をすることができてよかった。私が彼の試合をコールしていたとき、彼の空手の技を紹介していたことを話したんだ。飯伏は素晴らしいレスラーで、ナイスガイだったよ』

飯伏『昨日はありがとうございました。そして、試合での勝利おめでとうございます。プロレスって最強で最高ですよね』

 

柴田勝頼が飯伏幸太へメッセージ

 

久しぶりに飯伏幸太に会っただろう柴田勝頼。

直接話をする機会があったかどうか分かりませんが、これまでの飯伏の言動に柴田ならに迷いを感じていたのかもしれません。

新日本プロレス所属選手でもなかなか直接絡むことのない状況でしたが、柴田は今一番伝えたいだろうメッセージを飯伏に贈りました。

 

闘魂を感じたという柴田の闘いに、闘魂メッセージを贈られた飯伏。

大きな決断をしただろう飯伏に対し、柴田なりのエールだったのかもしれません。

 

柴田も飯伏も来年のレッスルキングダムに登場するかどうかは不明です。

しかし、アントニオ猪木追悼大会である以上、闘魂に思い入れの深い2人が登場する可能性はあるでしょう。

2023年の新たな一歩となる注目の大会に2人揃って姿を見せてくれることを切実に祈っています。