デビッド・フィンレーが新日本が発表したNJC欠場理由はデタラメだったと豪語

デビッド・フィンレー【撮影:Koba】
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の両国大会でIWGP世界ヘビー級王座を防衛し、4・12シカゴ大会でジョン・モクスリーとの王座戦を提案した内藤哲也。

今夜行われる二夜明け会見では、正式にタイトルマッチが発表されるでしょう。

 

一方で敗者の辻陽太のバックステージにデビッド・フィンレーが現れ、最終的にはWAR DOGSとロスインゴの乱闘騒ぎ寸前までヒートアップ。

フィンレーにとって体調不良で欠場となった「NEW JAPAN CUP(以下NJC)」の覇者に“いちゃもん”を付けたかったのでしょう。

俺がいなかったから勝てたのだと。

ゲイブ・キッドは鷹木信悟のNEVER挑戦を表明し、高橋ヒロムとBUSHIはWAR DOGSが持つジュニアタッグ挑戦を示唆しました。

恐らく、レスリングどんたくシリーズはロスインゴとWAR DOGSとの抗争に発展するでしょう。

 

一方で同日の試合後のバックステージで、フィンレーは新日本からのNJC欠場の発表を全て嘘と否定しました。

フィンレー『まずはいくつか物事をはっきりさせてくれ。新日は俺の体調不良について発言してきた。それは全て真っ赤な嘘だ。病気でも、感染症ではなかった。本当は、動脈が脳に十分な血液を送れなくしていたんだ。酷い目でまっすぐ歩くことさえ困難で、二重、三重の視界に苦しめられた

引用:新日本プロレス

 

念のためNJPW WORLDのバックステージ動画の翻訳も確認しましたが、同様の内容を話していました。

フィンレー『まずはハッキリさせたいことがある。俺の体調不良に関する団体の発表はデタラメだ。それは全て真っ赤な嘘だ。病気でも感染症でもなかった。動脈から頭への血流が滞ってたんだ。まともに歩けないほど眩暈がして、視界も二重三重になってた

トレーナーから呼ばれ…俺の健康を考慮し「NEW JAPAN CUP」の欠場を決められた。ネメスとの王座戦の時は考慮してくれなかった。あの史上最も残忍なケージマッチの1週間後だったんだぞ

その上、復帰戦がジュニアとのタッグマッチなんて、100%残忍な俺を壊れ物のように扱いやがって。

医者や団体の言うことは気にしない。準備はできてる。俺の「NEW JAPAN CUP」を制した男ヨータ・ツジ。

いいか、よく聞け、生意気野郎。今夜お前がIWGPを獲ることを祈ってる。お前が獲った暁には俺がそれを奪いに行く。今夜、運悪く負けたとしても俺から逃げられたと思うな。いずれにせよ、お前の首を獲りに行く。

「NEW JAPAN CUP」を制すのは俺のはずだった。お前は俺に勝ったことが無い。

引用:NJPW WORLD

 

2・23北海道大会で行われたニック・ネメスとのIWGP GLOBALヘビー級選手権時のフィンレーの体調が、NJC欠場時と一緒の症状が出ていたかどうか分かりません。

仮にその症状は出ていなかったとしても、大阪で行われた60分越えのノーDQマッチの傷はまだまだ癒えていなかったのでしょう。

 

今は万全に見えるフィンレーですが、今後心配されるのはNJCよりハードスケジュールなG1クライマックスです。

まだ日程しか発表になっていませんが、WAR DOGSのリーダーが外されることはないでしょう。

万全の状態で過酷なリーグ戦に出場できる選手の方が少ないかもしれませんが、フィンレーがNJCに続きリーグ戦途中で欠場とならないことを祈るばかりです。