棚橋弘至がIWGPを辻陽太が獲っていたら挑戦表明する予定だったと明かす

Koba
辻陽太、棚橋弘至【撮影：Koba】
国内プロレスニュース




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ロスインゴ同門対決となった春の両国国技館大会「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024」。

辻陽太に勝利した内藤哲也の前に現れたのはシカゴ大会で対決する予定となっていたジョン・モクスリーです。

モクスリーはIWGPの新王者をアピールすると、内藤も辿々しい英語でタイトルマッチをやろうと提案。

結果、シカゴ大会でIWGP世界ヘビー級選手権を行うことが正式に決定しました。

 

恐らく、モクスリーは内藤が防衛戦で勝利した場合、ベルトへの挑戦表明を決めていたのでしょう。

シカゴ大会で内藤とのシングルマッチが決まっていた以上、仮に辻陽太が勝っていた場合は、リングに来ることはなかったと思います。

 

もし辻が勝っていたらと思うと、誰が挑戦者として誰が名乗り出ていたかというのは非常に興味があります。

NEW JAPAN CUPを体調不良で欠場してしまったデビッド・フィンレーが、背後から急襲していたかもしれません。

 

そんな“たられば”を妄想するのもプロレスの醍醐味ですが、両国大会でゲストとして解説席に座った棚橋弘至は、辻が勝った場合は挑戦表明する準備をしていたことを「NJPW WORLD NOW!」で明かしました。

ミラノ『掟破りのジーンブラスターとか、ちょっと内藤選手…』

棚橋『らしからぬというかね、それぐらいここでやるしかないという状況だったのかもしれないですね』

ミラノ『ヤングライオン壮行試合のときに、辻選手がやられた膝を背中に突き立てられる逆エビ固め』

棚橋『拘りましたよね』

ミラノ『辻選手が逆にやったってことで、いろんな棚橋さんが声掛けたっていうのもそうですけども、点と点と点と点が全部今日繋がったというね。ベルト投げましたよ、しかも』

棚橋『いやねぇ、これ僕の番かと思って。あの辻がね、獲ったならば俺行く準備してた。待て待て待てと。自由ヶ丘の駅で声掛けたの俺だぞって』

ミラノ『そこずっと引っ張りつもりですよね』

引用：NJPW WORLD NOW！

 

確かに、この展開で棚橋が挑戦に名乗り出ることは面白い展開であり、自分の一言がプロレスラーを目指すキッカケになっているだけに、辻も『ノー』とは言わないでしょう。

棚橋と辻の物語はいつか補完する必要があり、絶対実現して欲しい対決です。

逆の展開も然り。

もし棚橋がIWGP世界ヘビー級王座を手にしたなら、辻が挑戦表明することは２人の壮大な物語の最終章になります。

 

「NJPW WORLD NOW!」の最後にもう少しで復帰できると状態であることを明かした棚橋。

早速、今週末開催の台湾大会で「NEVER無差別級6人タッグ王座 新王者チーム決定トーナメント」への出場が発表されました。

まだIWGP世界ヘビー級王座を戴冠していない棚橋ですが、誰もが納得する実績を作り、最高のシチュエーションでの挑戦表明を狙っていることでしょう。

６月のドミニオンへ向け肉体改造にも着手しているので、今年のエースからは目が離せないかもしれません。



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