日に日に凶暴性が増しているWAR DOGSのゲイブ・キッド。
先日の両国国技館大会ではマイクパフォーマンスをしていた鷹木信悟を急襲し、マイクを奪った後新日本プロレスと棚橋弘至に暴言を吐きました。
| ゲイブ『お前らに質問がある。この王座はジョークに成り下がってしまったのか？ ニック・ネメスとマット・リドルはどこからともなく現れやがるし、これは一体何て名前のプロレス団体なんだ？このリングに刻まれたブランドネームはなんだ！？俺だけがバカなのか？ジョークでしかないだろ。 ジャングル・ボーイは罰としてこの団体に送られてきたのか？ふざけんな？新日本だろ！ タナハシはトニー・カーンを喜ばすためなら、何だってやるつもりなのか？恥でしかない。 この俺がもがき苦しんだ一年はなんだったんだ。こんなもののために俺はもがき苦しんでいたのか？あり得ねぇ。 俺はこの会社が大好きだった。ライオンマークが大好きだった。でも心の底から神に誓って、今の新日本は糞食らえだ。 WAR DOGSがこの会社から全てを奪ってやる。ツジもナイトウ、タナハシもどいつもこいつも殺してやる。最初はお前だ。お前のNEVER無差別級王座を。 ベルトはどこだ？お前のNEVER無差別級王座を、日本人魂を奪い取ってやる。そしてもう一度敬意を取り戻す。 サヨナラ、日本人たちめ！』 引用：NJPW WORLD |
公式サイトの翻訳と差異はあるものの、総じてゲイブが言いたいのは「新日本プロレスというブランド力」の低下に苦言を呈しているのでしょう。
ここで闘う者だけがライオンマークを背負うことを許される誇りが感じられないと言わんばかりの罵詈雑言。
WAR DOGSとし荒々しいファイトの方が目立っていたゲイブですが、過去苦しんだ分、誰よりも新日本に対する愛とプライドを持っているからこその発言なんだと思います。
ある意味「柴田勝頼」化が進んでいるとも言えるでしょう。
魂の叫びとも言えるゲイブのマイクパフォーマンスは、決して新日本への暴言として片付けてはならない発言なんだと思います。
今後のゲイブの敬意を取り戻す闘いに期待です。
