ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)も残るリーグ戦は各ブロック共に1大会のみ。
昨日試合が行われたBブロックは高橋ヒロム、石森太二、DOUKIの3人に絞られましたが、Aブロックは勝点2差の中に7選手がひしめき合っています。
誰が優位で誰が可能性低いのか、かなり分かりづらい混戦模様です。
リーグ戦上位2名は決勝トーナメントに進出することができます。
Aブロックが混戦している理由の一つに、ケビン・ナイトの活躍が挙げられるでしょう。
リーグ戦ではエル・デスペラードに勝利し、得意の身体能力であっと驚くパフォーマンスを披露しています。
このまま成長すればとんでもない選手になるでしょう。
ジュニアヘビー級でもヘビー級でもトップを狙える逸材だと思っています。
そのケビンですが、元LA道場の仲間であるクラーク・コナーズとの公式戦の後、IWGPジュニアタッグ王座再挑戦を主張しました。
ケビン「『DOMINION』のメインに立つために、あと1勝が必要だ。(中略)クラーク、勝ったんだから俺とKUSHIDAでもう一度タッグに挑戦してもいいだろう。どうだ?(中略)俺はずっとずっとアンタらと一緒に暮らしていたんだ。だから何がお前達を動かすのかはわかってる」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 26, 2024
ケビン『それとクラーク、勝ったんだから、俺とKUSHIDAでもう一度タッグタイトルに挑戦してもいいだろう。どうだ?返事が聞きたい。 BULLET CLUB、俺はずっとずっとアンタらと一緒に暮らしていたんだ。だから何がお前たちを動かすのかはわかってる。これからもずっとアンタらの邪魔をしてやるからな。THE JETがゼッタイカツ!』 引用:新日本プロレス |
一方でクラークはケビンを認めるような発言をしていました。
クラーク『2匹の犬をリングに放てばこういうことになる。本気でやりたいのか? アイツは俺のことをとてもよくわかっている。それに鋭さも見せるようになった。いいかもしれないな。MY DOGS FOR REAL ONLY』 引用:新日本プロレス |
2人の発言は5.26国立代々木競技場大会のバックステージコメントです。
この2日後(昨日)の5.28沼津大会で、ケビンが不思議な返答をしています。
『そしてクラーク・コナーズ。お前の言ったこと、ちゃんと聞いたぞ(※と、ウィンクをする)。ハハハ……』
引用:新日本プロレス
5.26国立代々木競技場大会のクラークのバックステージコメントは、特段特別な発言はしていませんでした。
ケビンはどのクラークの発言にコメントを返し、そしてウィンクで反応したのか…
実は新日本プロレス公式サイトのバックステージコメントと、バックステージの動画では翻訳の内容が違います。
改めて字幕の翻訳を確認すると、クラークは意外な発言をしていました。
クラーク『2匹の犬をリングに放った結果だ。やりたいのか?俺のことをよく分かってるな。 攻撃的な面も見せるようになった。 仲間にするか。 枠ならある。 MY DOGS FOR REAL ONLY』 引用:NJPW WORLD |
クラークが言う『枠』とは、バレットクラブWAR DOGSの枠ということでしょう。
ケビンの実力を認め、仲間に誘うような発言をしていました。
この発言にウィンクで反応したケビン。
一体どういうニュアンスでウィンクしたのか、ケビンがKUSHIDAを裏切りWAR DOGS入りするようなことはあるのか…
もしかしたら6.9大阪城ホール大会「DOMINION」で何かが起こるかもしれません。