ジェフ・コブがAEWのIWGP世界ヘビー級王座の扱い方に苦言を呈す

ジェフ・コブ【撮影:Koba】
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行われたAEWコリジョンにサプライズで登場した棚橋弘至。

翌日のAEW 「Double or Nothing」の会見にも参加し、日本時間の7月1日行われるAEW x NJPW合同興行「Forbidden Door」をアピールしました。

 

「Forbidden Door」の対戦カードはまだ発表されていませんが、昨年同様に今年もIWGP世界ヘビー級選手権が行われることでしょう。

昨年は当時王者だったSANADAにジャック・ペリーが挑んでいます。

 

一方でAEW世界王座は、本日行われるAEWダイナマイトでのガントレットマッチに勝利した選手が「Forbidden Door」で挑戦すると発表されました。

もしかしたらこのガントレットマッチに新日本の選手も参加するかもしれせんが、ユナイテッド・エンパイアのジェフ・コブはこの状況に不満を口にしています。

コブ『おかしなことに、新日本の選手たちはガントレットの“試合”を経験しなければ挑戦できないのに、あのバカどもは、我々の最大のタイトルに挑戦したいと言うだけでそれが認められる。スティービー・ワンダーでさえ、それがいかに愚かなことか分かるだろう』

 

もしかしたら、ジェフ・コブは今回のガントレットマッチに参加するのかもしれませんが、それ以上に気になるのがAEWの選手が誰でもIWGP世界ヘビーに挑戦できる状況について苦言を呈していることです。

新日本で久しぶりにシングルのベルトを獲得したジェフ・コブですが、IWGP世界ヘビー級王座はまだ未戴冠。

挑戦する機会もなかなかない状況ですが、AEWの差配でIWGPの試合がくまれることに不満を抱いているのでしょう。

 

6.9大阪城ホール大会「DOMINION」でジョン・モクスリーとEVILのIWGP世界ヘビー級選手権の防衛戦が行われますが、本日のAEWダイナマイトではIWGPヘビー級王座エリミネーター・マッチが開催されます。

仮にロッキー・ロメロが勝った際、かなり混沌とした状況になります。

 

仮にロッキーが勝った場合、「DOMINION」でEVILが新王者になれば「Forbidden Door」かその前までに防衛戦が行われるでしょう。

「DOMINION」でモクスリーが勝った場合は、AEWの大会で再びIWGP世界ヘビー級王座の防衛戦が行われることになります。

新日本プロレスで国内のシリーズにも多く参加し長年貢献してきたコブのような外国人選手にとっては、AEWのIWGPの扱いに不満を抱いても無理はありません。

もし、本日のAEWダイナマイトに出場するなら、溜まった鬱憤を晴らすような活躍を期待したいです。