G1クライマックスは3大会が終わった時点で、Aブロックは既に公式戦3試合を終えています。
3戦全勝はザック・セイバーJr.とEVILの2人、まだ勝ち星なしの選手はグレート・オーカーンただ1人という状況です。
今年のG1は3位まで決勝トーナメントに進出できるだけに、予想もできない逆転劇が巻き起こるかもしれません。
昨日の広島大会で注目の新世代対決となった海野翔太対ゲイブ・キッド戦は、壮絶な試合内容を制したゲイブに軍配。
直前に腰の疲労骨折というアクシデントに見舞われ満身創痍の海野は、会場からブーイングを浴びるシーンもあり思うような結果が出ていない状況です。
逆に多くの声援を貰いダークヒーロー化しているゲイブは、敗北した海野に対し“ドージョー”に戻り出直すことを進めました。
ゲイブ『想像以上に強い打撃だった。目の前に星が見えて、立て直すのに時間がかかった。どこにいるのか、一瞬分からなくなった。でも俺は勝った。俺の領域、ここヒロシマで。 ここにいる人々の信頼がないのに、どうやって次世代のエースになれるんだ?ん?”バッドガイ”の俺が一晩中声援を受けているこの状況、どうやってお前がこの会社を率いるんだ? お前は持っていない。ドージョーへ戻って出直すんだ。数年したら、ものになれるかもしれない。もしかしたらお前はYOSHI-HASHIのようなキャリアを継ぐべきかもな。プロレスラーとしてお前はそれまでの存在、何者にもなれない。ペラペラ喋りすぎて、何もできない』 引用:新日本プロレス |
日に日に支持率が高まるゲイブと、不運にも見舞われ結果に恵まれない海野のファンの評価は対象的に感じます。
今がどんな結果であれ、2人とも新日本を未来を担う存在と言えるでしょう。
これからの長いレスラー人生の中で、支持されることもあればブーイングを受ける時期もあると思います。
今は苦しい時間が続き、今後ももがき苦しむ期間が長いかもしれませんが、その先には圧倒的に輝く時代が来ることでしょう。
その時まで信念を負けず自分が信じた道を突き進んで欲しいと願うばかりです。