ユナイテッド・エンパイア同士の同門対決となった「ジェフ・コブ vs HENARE」。
試合後、バックステージでお互いがお互いを讃え合うコメントを残すと、コブはHENAREを仲間に引き入れた理由を語りました。
コブ「俺はいつもお前のことを尊敬している。だが今晩は、単なる島の民としての尊敬ではなく、戦士として、闘士としてだ」
HENARE「お前がなぜこのNEVER無差別級王者だったか、NJPW WORLD認定TV王者であるかがわかった。ジェフ、お前のマナを感じた」
全文https://t.co/TVW4Dz7JF9#G1CLIMAX34 pic.twitter.com/xhbw7jyVZj
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 4, 2024
コブ『お前は毎年成長を見せて、青いサメの書かれたシャツを来た男から、歩くウエポンとなった。賛辞を贈るよ。お前は同じ島の民だ。お前がマカベのヤングボーイ、ホンタイのヤングボーイに留まらない器を持っていることを、俺の心はわかっていた。ウィル・オスプレイも同じことを言った。 そして2021年、招待状を送ったんだ。FAXじゃない、メールでも、ショートメッセージでもない。顔を合わせて「革命に参加しないか」と言ったんだ。そして今日、今日でお前は、あらゆる賛辞を勝ち取った』 引用:新日本プロレス |
報われるまで時間のかかった外国人レスラーの1人と言えるHENAREですが、同世代のレスラーへのジェラシーは強いでしょう。
今でこそNEVER無差別級王者でありますが、そこに辿り着くまでの道のりも、かかった時間も他の選手に比べ差は歴然です。
HENAREは次戦のリーグ戦の相手である辻陽太に対し、嫉妬を爆発させました。
HENARE『ツジ! ツジ! お前は俺に一度も勝ったことがない。お前は全てを手にしてきた。ドージョーに入り、ストレートにデビュー、ストレートに遠征、帰ってくるとストレートにIWGP世界ヘビー級王座戦。ツジ、太平洋地域に伝わる言葉だ。「子ガメの卵を破り、海へと行くのを手助けしてしまえば、そのカメの可能性は間もなく消えてしまう」。 俺はツジのことが大嫌いだ! この数年のお前は、まるで手助けを受ける子ガメ! ニュージャパンオフィスのヤツらに殻を破ってもらい、(※ジェスチャーを交えて)「子ガメのツジよ、海はこっちだよ。この葉っぱをかざしてあげるね。海についたら、素敵なコスチュームといいお給料をあげよう。ほら、トップを目指して進むんだ、ツジ!」…… コーラクエンホール。俺はそこにたどり着くために全てを捨てた。お前と違って俺には何も与えられなかった! コーラクエンホールでは、お前がただの子ガメだということを証明してやる。(※耳横のタトゥーを指し)俺はサメ。水平線にたどり着いたカメを食うんだ』 引用:新日本プロレス |
とは言え、HENAREも辻の苦悩を理解していることでしょう。
ヤングライオン時代を道場で過ごした大変さを、HENARE本人が最も理解しているはずです。
恐らく、HENAREにとっても辻にとっても次戦が最も激しい試合になるでしょう。
そして絶対負けられない闘いになります。