ユナイテッド・エンパイアのHENAREが辻陽太へのジェラシーを語る

辻陽太、HENARE 【撮影:Koba】
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ナイテッド・エンパイア同士の同門対決となった「ジェフ・コブ vs HENARE」。

試合後、バックステージでお互いがお互いを讃え合うコメントを残すと、コブはHENAREを仲間に引き入れた理由を語りました。

コブ『お前は毎年成長を見せて、青いサメの書かれたシャツを来た男から、歩くウエポンとなった。賛辞を贈るよ。お前は同じ島の民だ。お前がマカベのヤングボーイ、ホンタイのヤングボーイに留まらない器を持っていることを、俺の心はわかっていた。ウィル・オスプレイも同じことを言った。

そして2021年、招待状を送ったんだ。FAXじゃない、メールでも、ショートメッセージでもない。顔を合わせて「革命に参加しないか」と言ったんだ。そして今日、今日でお前は、あらゆる賛辞を勝ち取った』

引用:新日本プロレス

 

報われるまで時間のかかった外国人レスラーの1人と言えるHENAREですが、同世代のレスラーへのジェラシーは強いでしょう。

今でこそNEVER無差別級王者でありますが、そこに辿り着くまでの道のりも、かかった時間も他の選手に比べ差は歴然です。

HENAREは次戦のリーグ戦の相手である辻陽太に対し、嫉妬を爆発させました。

HENARE『ツジ! ツジ! お前は俺に一度も勝ったことがないお前は全てを手にしてきた。ドージョーに入り、ストレートにデビュー、ストレートに遠征、帰ってくるとストレートにIWGP世界ヘビー級王座戦。ツジ、太平洋地域に伝わる言葉だ。「子ガメの卵を破り、海へと行くのを手助けしてしまえば、そのカメの可能性は間もなく消えてしまう」。

俺はツジのことが大嫌いだ! この数年のお前は、まるで手助けを受ける子ガメ! ニュージャパンオフィスのヤツらに殻を破ってもらい、(※ジェスチャーを交えて)「子ガメのツジよ、海はこっちだよ。この葉っぱをかざしてあげるね。海についたら、素敵なコスチュームといいお給料をあげよう。ほら、トップを目指して進むんだ、ツジ!」……

コーラクエンホール。俺はそこにたどり着くために全てを捨てた。お前と違って俺には何も与えられなかった! コーラクエンホールでは、お前がただの子ガメだということを証明してやる。(※耳横のタトゥーを指し)俺はサメ。水平線にたどり着いたカメを食うんだ』

引用:新日本プロレス

 

とは言え、HENAREも辻の苦悩を理解していることでしょう。

ヤングライオン時代を道場で過ごした大変さを、HENARE本人が最も理解しているはずです。

 

恐らく、HENAREにとっても辻にとっても次戦が最も激しい試合になるでしょう。

そして絶対負けられない闘いになります。

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