IWGPジュニアタッグ3WAYマッチに見え隠れする危機感とは

雑感




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3・6旗揚げ記念日大会での試合が決まった、IWGPジュニアタッグ選手権。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

急遽3WAYマッチと発表されて以降、挑戦者組の選手間で、SNS上での前哨戦が盛り上がっています。

鈴木軍の金丸義信がロスインゴの2人に興味も持ち、高橋ヒロムが動画を上げれば、デスペラードも負けじと動画をアップ。

そんなやりとりが何回も続き、この対戦を待ち望むファンもどんな闘いが繰り広げられるのか、期待が膨らむばかりでしょう。

 

しかし、このやり取りを見て、危機感を感じているのは私だけでしょうか?

メンバーを見ただけで、今もっとも実力人気のある新日本ジュニア3組による共演は、SNSで煽らなくても十分期待できるカードです。

勿論、選手が試合外で盛り上げてくれるのは嬉しいし、ケチを付けるわけではなりません。

 

では、なぜ危機感をいだいているのか?

 

それは…

これ以上のカードが思い付かないということ

 

そう、この試合が終わった後の挑戦者が思い浮かびません。

 

本隊を見ればリコシェを失った田口監督と、クッシーとヤングライオン。

CHAOSのオスプレイも元々パートナーがいないし、鈴木軍もタイチはヘビー級に転向しTAKAみちのくも去就が不透明。

世界最強と謳われるヤングバックスはヘビーに転向しています。

 

そう…

深刻な人材難

 

それはシングルのベルト戦線でも言えることです。

 

新たに参戦が期待される選手でいうと、HONER RISINGで新日本プロレス参戦を望んでいたフリップ・ゴードン。

次のBEST OF THE SUPER Jr.25(以下BOSJ)での参戦を希望していますが、1人増えたぐらいでは現状は変わりません。

選手達はそんな現状を理解しているため、少しでも盛り上げようと頑張っているのではないでしょうか。

 

そう言えば昨日、今年のBOSJの日程が発表されました。

 

近年、決勝の舞台として使用していた国立代々木競技場 第二体育館は、オリンピックに向けてリニューアルされるため使用不可能。

代替え案として選んだ会場は、半分ほどの規模の後楽園ホールです。

決勝の舞台は平日の月曜日ですが、今の新日本の人気を考えれば余裕で満員になることでしょう。

それでも、大きい会場を借りなかったのは、今年のBOSJに対する不安の表れなのではないでしょうか?

 

3WAYでのタイトルマッチは非常に楽しみですが、その後の展開が手詰まりな気がしてなりません。

他力本願ですが、他団体から挑戦者が現れることに期待したいです。

もしくは、田口監督が新たにお尻の大きい外国人選手を連れてくるのか…♪