エル・デスペラードを驚愕させたマスター・ワトのコメント

エル・デスペラード、マスター・ワト【撮影:koba】
雑感




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、新日本プロレスでは新しく創設されたNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントの真っ最中ですが、ジュニアの闘いも盛り上がっています。

11・5大阪大会ではTJPとフランシスコ・アキラが持つジュニアのタッグベルトに、BUSHIとロスインゴに新たに加わったティタンが挑むことが決定しました。

 

また、来年のレッスルキングダムで4WAYマッチが決まったIWGPジュニアヘビー級選手権に向け、同じく大阪大会で「インクレディブルタッグマッチ」が行われます。

誰と誰がパートナーになるかは、後日抽選で決定とするとのことです。

 

レッスルキングダムの4WAYマッチに向け、4選手による前哨戦も盛り上がっていますが、バックステージでの舌戦もヒートアップしています。

中でもマスター・ワトのコメントは、エル・デスペラードを驚愕させました。

 

これは昨日の福島大会のバックステージコメントです。

ワト『ヒロム•••••• そうだ、 1月4日、東京ドーム、エル・デスペラード、 石森太二だけじゃないんだね。 そう、 高橋ヒロム、あんたもいるんだ。

俺は覚えてるよ、 あの時のこと。けどよ、言ったろ。 いや、 言ってないか?調べたらわかるはずだ

俺は、どんなシチュエーションだろうと、あんたの対角線にいたい。 どういうことかわかるだろ?
俺は確かにあんたと組むことで、得るものはたくさんあると思うんだ。けどよ、俺は、 あんたの前にいたい。 オマエを倒したら、 考えてやるよ。 けどよ、 俺は、それまで、あんたの前にいる』

引用:新日本プロレス

 

ワトがヒロムに『言った』か『言ってないか』分からないメッセージ。

当然熱いメッセージを残していれば、今回のジュニア4WAYマッチもさらに盛り上がることでしょうが、肝心の本人が言ったか言ってないか覚えてないという…

調べたら分かるはずということで、少し時間を遡ってみました。

 

川人拓来の壮行試合

 

マスター・ワトこと川人拓来はに、2018年の1月22日のファンタスティカマニアでの壮行試合を最後に海外武者修行に旅立っています。

この壮行試合の相手こそ違いますが、シリーズ通して高橋ヒロムと連日闘っていた川人。

当時ヤングライオンだった川人はヒロムに太刀打ちできませんでしたが、最後はヒロムに『川人…!行ってこい!』と激励の言葉を贈られています。

一方で川人は壮行試合の後、『新日本の未来を開拓するために、海外遠征に行ってきます』と語り、バックステージでは『ミサイルマン』となって帰ってくるとコメントを残しました。

 

海外遠征中に川人拓来に会った高橋ヒロム

 

2018年に首を骨折したヒロムは復帰直前にメキシコに向かい、練習パートナーとして川人にコンタクトを取っています。

 

この時、川人はヒロムに面と向かって『ヒロムさんを倒します』と宣言しています

ヤングライオン時代から最も超えたかった相手がヒロムであり、今でもそれがワトにとっての目標なのかもしれません。

 

マスター・ワトが言っただろう『あの時』のヒロムへの『メッセージ』が、メキシコ遠征中に言った『ヒロムさんを倒します』宣言かどうかは分かりませんが、ワトがヒロムと組みたくない理由は倒したい相手だからでしょう。

それだけヒロムへのリスペクトが強いということかもしれません。

デスペラードには笑われましたが、ワトのヒロムと闘いたいという想いだけはブレていないことが分かりました。

果たして、11・5大阪大会で行われる「インクレディブルタッグマッチ」では、一体誰と誰が組むことになるのか…