3・6旗揚げ記念日大会
タイチ vs 内藤哲也
正直、タイチは強かった!
ジュニアからヘビーに転向したばかりとは思えないパワー、そしてジュニアの時以上の瞬発力。
しかも試合開始前に奇襲を仕掛けたことにより、内藤は後手を踏みました。
場外でパワーボムをくらった時は、このままリングアウト負けになるかと思いましたが、なんとかリングイン。
ほぼ互角の戦いでしたが、試合終盤は小狡さ全開で内藤を襲います。
デスティーノを回避したタイチは、その勢いでレフリーを吹き飛ばし…
正面から急所攻撃!
すぐさまタイチ式外道クラッチでを仕掛けますが、ここはなんとか内藤が返します。
この日セコンドに呼んでいたTAKAみちのくは、ここまで静観。
それ程、特別な一戦だと思ったのでしょう。
まぁ
そんな事言うなよ試合が無くても、勝てなくても、パレハにはアレがあるじゃねぇか
それに
今日の俺の相手誰だかわかってんだろ?
前回のあの時の事、思い出せ!待ってるぞ https://t.co/630Mr7BW0O
— タイチ (@taichi0319) March 6, 2018
しかし、やっぱりここぞという時は鈴木軍です。
ここまでは黙って見ていましたが、レフリーの注意を引いている間にタイチがマイク攻撃!
紙一重でかわした内藤は、タイチに延髄蹴りを決め、逆にマイクを握ります。
注意するレフリーを突き飛ばし、エプロンサイドのTAKAみちのくと交錯。
一度はタイチに延髄をくらいましたが、先ほどのお返しとばかりにカウンターの急所攻撃。
それでもまだ、レフリーが倒れています。
そして、先ほどの、マイクを内藤が拾いました。
一体何をするのでしょう?
マイクをタイチの頭に合わせ…
振りかぶって…
叩きつけた!!!
タイチのマイクスタンドを、破壊し、折って、投げ捨てる!
歓声あり、ブーイングあり。
まさに制御不能…
タイチの小狡い攻撃に対し、100倍返しといったところでしょうか。
最後は放心状態のタイチにデスティーノで勝負あり。
正直、旗揚げ記念日大会でもっとも衝撃を受けた試合でした。
タイチのファイトに、笑いながらキレる内藤哲也。
この日の制御不能っぷりが、“あの選手”のキレっぷりと被る気がしたのは私だけ?
この試合で覚醒したのは、むしろ内藤哲也の方だったのかもしれませんね。
次はNEW JAPAN CUP一回戦で、鈴木軍のザック・セイバーJr.と対決が決まっています。
あの関節技はどの選手より怖さがありますが、この日の制御不能っぷりをみたら、絶対負けない気がしてきました。
2018年もそう簡単に主役の座は、渡しそうにありませんね♪