“G1に出れなかった男”タイチが、NEVERのベルトを欲しがる理由

“独り言考察”




DESTRUCTIOシリーズでもっとも話題を振りまいている選手といえば、この男しかいないでしょう。

 

“G1に出れなかった男”タイチ

 

Twitterののタイムラインは、『セロリ』というキーワードで持ち切りです。

セロリの詳細は他のブロガーさんが詳しく説明しているので、こちらをご覧ください。

 

元はと言えば、内藤哲也鈴木みのるへの口撃が後藤洋央紀タイチに飛び火し、論争に発展しています。

この論争にばかり目が行きがちですが、私は論点がズレているように感じます。

選手同士の舌戦はいろんな展開や遺恨が期待でき、ファンの妄想を膨らませる楽しい時間です。

勿論、それを否定しているわけではありません。

 

しかし、そもそもタイチの目的ってなんでしょう。

 

内藤に絡んで舌戦を盛り上げることでしょうか?

それもなくはないですが…

内藤が別府大会の試合順について問題定義し、タイチにもその矛先が向いただけです。

 

決してタイチから内藤に絡んだわけではありません。

 

タイチ『誰の回答も得られないから俺に聞きたいと!?

なんで俺に来るんだよ!? そもそもあいつ、NEVERもなんも関係ねぇだろ!?

なんで首突っ込んで来るんだよ』

引用:新日本プロレス

 

 

では、タイチの目的はというと…

 

NEVER無差別級のベルト奪還

 

9・5名古屋大会のコメントに、本音が見え隠れしていました。

『お前が価値を下げたそのベルト、俺によこして、お前は残る余生、静かに暮らせ』

引用:新日本プロレス

 

本音とは、NEVERのベルトをよこせと言う部分。

そして、余生を静かに暮らせとは、『ベルトを取り返しにくるな』ということではないでしょうか。

 

タイチがヘビー級に転向後、初めて挑戦したベルトがNEVER無差別級で、初戴冠はならなかったものの、自分がチャンピオンになったときのビジョンができていました。

 

これは、6・9大阪城ホール大会でタイトルマッチを行う直前に語ったコメントです。

『無差別なんだろ? 俺がもらおうかな。

そうしたらおもしろくしてやるよ。一人「SUPER Jr.」開幕だよ。

小せえ弱えジュニアを片っ端から相手してやるよ。

去年の「SUPER Jr.」で片ついてねえ奴もいんだよ。一人『SUPER Jr.』開幕だよ。

そしてそれ持ってあれやそれやこれや……』

引用:新日本プロレス

 

そう、タイチはNEVERのベルトを奪還した暁には、防衛戦の相手にジュニアの選手を指名するというビジョンがありました。

最近ヘビー級同士の防衛戦に執着していたNEVERのベルトを、本来の姿に戻すことこそがNEVERの価値を上げ盛り上げることができると確信していたから。

 

 

ここからが本題です。

 

ドミニオンでタイトル挑戦に失敗したタイチが、G1最終戦の日本武道館で再度NEVER挑戦を表明しました。

『後藤、持ってるよな?前から知ってるぜ?

あの、あるのかねぇのか分かんねぇベルトよぉ。

後藤よぉ、「G1 CLIMAX」に出れなかった男、その挑戦、受けてみるか!? 出れなかった、この男だ。

そんな男の挑戦、簡単だろ!? 簡単に勝てるだろ、俺みたいな雑魚にはよぉ!』

引用:新日本プロレス

 

なぜ、このタイミングで挑戦表明したのでしょう。

 

・G1に出れなかった腹いせ?

・一度もG1に出場していないのに、出場できる確信があった?

・ヘビー級転向後、出場に値する試合をしていたから?

・ファンからのG1初出場を期待する声が大きかったから?

 

そもそもファンの落胆の声に、便乗したのではないでしょうか。

なんの為に?

G1終了後、NEVERのベルトに挑戦する理由を作るため。

 

そして…

ある野望を達成するための壮大な布石だったのではないでしょうか?

 

 

その野望を達成するには、まずNEVERのベルトを巻かなければなりません。

ジュニアの選手をひとりづつ指名し、防衛していく。

昨年の「SUPER Jr.」の借りを返すという表向きの名目で、本来の目的をカモフラージュさせながらNEVERのベルトを守り続ける…

 

何のために?

 

6月のドミニオン終了後から、G1開幕までの間にアメリカでビックマッチがありました。

記憶にも新しい7月のサンフランシスコ大会。

そして、ひとりのジュニアの選手に事故が起きました。

 

チャンピオンだったジュニアの選手のベルトが返上され、王者決定トーナメントが発表されたとき、出場選手は口々にこう言いました。

 

『あいつが帰って来るまで、俺がこのベルトを守る』

 

タイチもNEVERのベルトを奪還したい理由は、これなのではないでしょうか?

 

ケガ復帰後、この男を防衛戦に指名するため、そして彼が帰ってきた時の居場所を作るため…

 

『つまりは彼のこと…好きなのさ〜あ〜♪』