なぜこのタイミングでジュース・ロビンソンはAEWデビューを果たすのか?

ジュース・ロビンソン【撮影:koba】
“独り言考察”




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日本プロレスのジュース・ロビンソンが来週のAEWダイナマイトで、ジョン・モクスリーとシングルマッチを行うことが発表されました。

ジュースにとってこれがAEWデビュー戦となります。

 

モクスリーとジュースは今年の5・14ワシントンD.C.大会以来の対戦です。

この時は、4WAYマッチでIWGP USヘビー級選手権が行われ、ジュースがオスプレイから3カウントを奪い新王者となりました。

直接負けてはないものの、直近ではモクスリーはジュースに負けていることになります。

 

遡れば2人は新日本で3度シングルマッチで対戦しています。

これまでの成績はモクスリーの2勝1敗。

モクスリーが新日本に来るキッカケはジュース・ロビンソンであり、ジュースがC・J・パーカーを名乗っていた時から因縁のある相手であります。

 

ジュースがヒールターンしバレットクラブ入りしてからは初のシングルマッチ。

2人の因縁は新章を迎えることになりそうです。

 

なぜこのタイミングでモクスリーと闘うのか?

 

「バーニング・スピリット」シリーズに参戦していなかったジュースが、なぜこのタイミングでAEWでモクスリーとシングルマッチを行うのかは疑問が残ります。

現AEW世界王者であるモクスリーに勝てば、AEWでの発言権が生まれるでしょう。

継続してAEWに参戦する可能性も出てきます。

ただ、なぜこのタイミングでAEWデビューを果たすのか?

 

ジュースは虫垂炎で防衛戦を行うことができず、タイトルも剥奪されています。

その結果、オスプレイとSANADAが王座決定戦を行い、オスプレイがUSヘビーの新王者となりました。

 

日本では本日、神戸でIWGP USヘビー級選手権が行われます。

ジュースと因縁のあるデビッド・フィンレーとウィル・オスプレイの一戦です。

この3人は今夏のG1クライマックスで同グループであり、剥奪されてもなおUSヘビーのベルトを持ち続けたジュースからベルトを奪ったフィンレー。

そのフィンレーはG1でオスプレイから直接3カウントを奪い、本日のタイトルマッチを実現させました。

 

今週水曜のAEWダイナマイトでモクスリーで闘うとアナウンスがあったジュース。

ジュースが固執するUSヘビーを賭けて、因縁深いフィンレーとオスプレイが神戸で対決します。

9月の神戸大会と言えば大事件が起きた不穏な場所です。

もしAEWデビューを控えたジュースが、USヘビーのタイトルマッチ後に現れたら、予想外のサプライズとなります

あくまで憶測に過ぎませんが、神出鬼没のジュースなら今夜神戸大会に現れても不思議はないでしょう。

このタイミングでAEWデビューを果たすのは、神戸大会でUSヘビーの勝者を襲う為のカムフラージュかもしれません

 

死闘を繰り広げた2人から、USヘビーのベルトを奪うことは容易でしょう。

今夜の神戸大会にジュース・ロビンソンが現れるのか…

注目のUSヘビーが行われる神戸大会は16時から試合開始です。