スマートフォンの液晶画面に表示された通知を見た時、驚きのあまり仕事中にもかかわらず『えっ!』と声が漏れていまいました。
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 5, 2019
北村克哉選手、退団のお知らせ
八木哲大さんに次ぐ2人目のヤングライオン退団に、心を痛めた方も多かったことでしょう。
唯一無二の存在感は、必ず新日本トップ戦線に絡み、見たことのない景色が見れることを期待していました。
全く予想していなかったニュースに、まだ驚きが隠せません。
そう言えば、一昨年幼馴染の友人に北村克哉を見せるためだけに、魚沼大会に遠征したこともありました。
今は、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
新日本からは北村選手の退団について、このようなアナウンスがありました。
『北村克哉選手は練習中の怪我のため、1月31日をもちまして新日本プロレスを退団しましたことをご報告致します。
2018年より長期欠場していた北村選手は復帰へ向けて治療に専念しておりましたが、この度、会社との話し合いの結果、退団という運びとなりました。
2016年の入団以来、北村選手を応援してくださったお客様には突然の発表になりましたことをお詫び致します。これまでのご声援に心より感謝致します。
なお、北村選手の今後に関しましては次のステージに挑戦する予定です。北村選手の活躍をご期待ください』
引用:新日本プロレス
昨年12月にはトレーニングしている様子を、自身のInstagramにもアップしています。
ただ、この時も病院での定期健診の結果は良くないとコメントしていました。
『治りは思ったより良くない。。。』
引用:北村克哉Instagram
それでも練習ができているという事実もあります。
何度もインスタグラムに練習風景をアップする写真を見ました。
結局、北村克哉の怪我とは何だったのでしょうか。
北村が最後に出場した試合は、2018年の3・4茨城大会。
この試合で直角落下式ブレーンバスターを受けた北村は、脳震盪を起こしその後試合を欠場とアナウンスがありました。
ちなみ欠場するまでの3月に出場した4試合全て、同じ技で敗れています。
もしかしたら、脳へのダメージが蓄積していたのかもしれません。
ただし、公式アナウンスでは『練習中の怪我』を退団理由に挙げています。
脳震盪で欠場した選手が、筋トレはできるほどに回復したけど、練習中の怪我が原因で退団…
個人的には“ある病気”の可能性を疑いましたが、こんな憶測は言うべきではないでしょう。
やはりどんな理由で退団に至ったとしても、選手の口からお別れの言葉が聞きたいです。
最後に北村が残した言葉は、ネガティブな言葉でした。
『毎日の全てをプロレスの為に。。。
より強くなる為に捧げてきた
もしも、プロレスの神様がいるなら
答えを聞きたい』
引用:北村克哉Instagram
次のステージに挑戦する予定の北村にとって、今回の退団はポジティブな挑戦かもしれません。
プロレスを続けられる場所を求めるのか、違う道を選ぶのか…
本人にとってポジティブな退団なら喜ぶべきことかもしれません。
しかし、ファンにとって今回の退団も寂しさが勝っています。
北村克哉本人からのメッセージを、ファンのみんなは待っています。
【重要なお知らせ】
退団が発表された北村選手から、本人の言葉で最後のメッセージがツイートされました。
北村克哉は2019/1/31をもちまして新日本プロレスを退団いたしました。
北村の復帰を願い待っていて下さったファンの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。復帰に向けて自分なりに必死にトレーニングに取り組んで来ました。
リングに戻りファンの皆様の期待に応えたかった。 pic.twitter.com/LsL62PkrTE— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) February 5, 2019
『北村克哉は2019/1/31をもちまして新日本プロレスを退団いたしました。
北村の復帰を願い待っていて下さったファンの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
復帰に向けて自分なりに必死にトレーニングに取り組んで来ました。
リングに戻りファンの皆様の期待に応えたかった。
ですがまた自分の進むべき道を見つけて再び立ち上がり邁進したいと思います。
プロレスとプロレスラーを愛するファンの皆様にいただいたものを大切にしながら、この3年間の経験を糧に、
強い心を胸に一歩づつ進んでいければと思います。
最後に、3年間にわたる熱い声援、応援、誠にありがとうございました!
皆様の応援が私の全てでした。
感謝しています。
次のステージに進む北村克哉をまた見守って頂ければ、今後も応援して頂けましたら幸いです』
引用:北村克哉Twitter
『自分の進むべき道を見つけた』とは、残念ながらプロレスとは別な道を見つけたということでしょう。
本人が一番悔しい想いをしたんだと思います。
どんなに努力しても、乗り越えられなかった壁があったのかもしれません。
新日本所属の北村克哉の言葉としては、これが最後の言葉なのでしょう。
3年間という短い期間でしたが、北村克哉というレスラーを応援できた奇跡に感謝しかないです。
次のステージでも世界を目指して頑張る姿を応援したいと思います。
どんなステージになろうとも、世界にアピールできる自分になって、皆さまに恩返ししていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。2019年2月5日
北村克哉 pic.twitter.com/CgDcO1Ohre— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) February 5, 2019
最後にポジティブな言葉が聞けて、救われました。
北村選手、ありがとうございます!