獣神サンダーライガーが来年の東京ドーム大会を最後に引退を決意

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本日行われた『旗揚げ記念日一夜明け会見』で獣神サンダーライガーが引退する決意を発表しました。

 

昨日行われた石森太二とのIWGPジュニアヘビー級選手権では、石森をあと一歩のところまで追い詰める白熱した試合を展開していただけに信じられない気持ちでいっぱいです。

試合後、意味深なコメントをしていましたがこんなに早いタイミングで決断するとは思いませんでした。

『石森が強くて俺が弱かった。それだけ。他には何もないよ。何もない。俺なりに今の試合をして、いろいろ考えるところもあって……。まあ近いうちにいろいろ語らせてもらいます。今ここでは他の試合もあるし。ただ、俺が弱かったっていうだけです。これが現実で。ファンの皆さんには申し訳ない。あんだけ応援してくれて、応援に包まれて、それに応えることができなかった。ある意味、プロ失格だとも思うし。まあ、そんなことも踏まえて口下手な俺がいろいろこのあとまた語らせてもらいます。今日はそんだけだ。ごめん』

引用:新日本プロレス

 

まだまだ活躍できるパフォーマンスはできると思いますが、日々コンディションを作る難しさや、自身が思い描く強いライガーを見せれない葛藤があったということです。

やり残したことはないと語りましたが、昨日の試合を目の当たりにしたファンにとっては、まだまだ色んな景色が見れると思っていたことでしょう。

個人的にも子供の頃から応援していた選手なので、今は信じられない気持ちでいっぱいです。

 

会見は終始和やかに行われていたことが、いかにもライガー選手らしいと思いました。

また、引退試合が東京ドームということもあり、それまで可能な限り巡業にも出場しファンの方々にも今までの感謝の気持ちを還元するとのことです。

 

そして、当分決まることはないでしょうが、引退試合の相手も気になります。

誰かを指名するのか、誰かが名乗りをあげるのか、東京ドーム大会の注目カードになることは間違いないでしょう。

 

私も会見全てを聞けた訳ではないので、後ほど確認したいと思います。

NJPW WORLD(ライブ&オンデマンドサービス)と新日本プロレス公式YouTubeチャンネルでも無料配信されているので、まだ見ていない方は是非ご覧ください。

 

最後に、まだまだ引退ロードが続くライガー選手ですが、願わくば『獣神サンダーライガー杯』が設立されることを期待したいです。

プロレス界にジュニアという階級を根付かせ確固たる地位を築いた第ニのライガー選手を生み出す為にも、国内外問わずオープンに選手が出場できるトーナメントが企画されることを願うばかりです。