宮原健斗は最高だったか?全日本プロレスを観に行くべき理由

全日本プロレス




Pocket

全日本の宮原健斗は本当に最高なのか?

 

今まで新日本プロレスしか観戦したことのない私ですが、予告通り全日本プロレス後楽園ホール大会を観に行ってきました。

 

初めての全日本プロレスに、初めての三冠戦に、そして初めての宮原健斗

 

正直、後悔しました。

 

何がって…

 

なぜ、もっと早く全日本を観に行かなかったのか

 

宮原健斗の試合は勿論のこと全ての試合が最高でしたが、全日本プロレス興行に行って感じたことを簡単に述べたいと思います。

 

①試合前のグッズ販売に選手がいる!

グッズを買ったら別途サインをしてもらえるのではなく、選手自ら接客しています。

しかも、1人ではなく数人。

私が知ってる選手で試合前にグッズ売り場にいたのが、ゼウスTAJIRIジョー・ドーリング

実は休憩時間の合間と、試合後にもサイン会がありました。

 

②会場の一体感が凄い!

恐らく古株のファンの割合が多いのでしょう。

第1試合からメインイベントまで、観客の掛け声と手拍子が狂いなく会場を包みました。

あれだけの一体感は新日本の後楽園大会にはなく、全日本ファンが観戦をお勧めする理由も分かります。

 

③紙テープが凄い!

全日本は紙テープの投げ込みがOKな為、人気選手の場合は選手が見えなくなるほど。

そして、その投げられた紙テープの回収が早いのなんのって。

 

④渕正信が凄い!

65歳にして、未だ現役でレスラーを続けています。

渕がやる事は全て歓声、渕がやられる時は全てブーイング

愛され方が半端ないです。

 

⑤レスラーが大きい!

ヘビー級のレスラーは身体が大きい選手が多く、小手先無しの肉弾戦は迫力5割増しでした。

特にセミファイナルで行われた世界タッグ選手権に出場した4人(諏訪魔、石川修司、関本大介、岡林裕二)は規格外の体格で、全日本を好きなファンはこれを観に来ているのでしょう。

このプロレスは、新日本にない唯一無二のものです。

 

さぞかし宮原もこの後のメインはやり辛いだろうと思いましたが、私の想像の遥か上をいきました。

 

戦前、キラー宮原を出すと言っていましたが、あのヘッドバッドの連続攻撃に恐怖しない対戦相手はいないでしょう。

宮原の額は想像以上に硬いらしいです。

 

対戦相手である野村直矢は、元は宮原と同じネクストリームというユニットに所属していました。

今回の三冠への挑戦表明を区切りに、ネクストリームを脱退しています。

野村の覚悟も感じる、熱い闘いでした。

 

得意するスピアー、フロッグスプラッシュ(ダイビングボディプレス)、変型エメラルドフロウジョンを成功させますが、宮原の心を折ることはできません。

何度でも立ち上がる姿に、ファンのボルテージも最高潮に膨れ上がります。

 

得意のブラックアウト(ニーリフト)で形勢逆転すると、粘る野村を捉え最後はシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪いました。

見事三冠防衛を果たした宮原は、試合後のマイクパフォーマンスで、改めて自分が全日本の顔であることを強調しています。

『今日対戦した野村直矢、言わずとしれた新時代だ。ただ、オレは彼らのように新時代ではない。

なぜならオレは30歳だから。

※2月に30歳になりました

彼ら新時代は、ジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬のことだ。

オレは宮原健斗時代だ

『彼ら3人が一抜けして、誰の時代を作るか、それはこれからの全日本プロレスを見てれば分かるよ。

宮原健斗時代と新時代の始まりだ』

引用:デイリー

 

宮原健斗は最高だったか?

 

一言でいうと、宮原は最高のレスラーでした。

想像以上のレスラーだったことは、間違いありません。

全日本プロレスの希望というだけではなく、日本のプロレス界の未来と言っても過言ではないでしょう。

『満場一致で最高の男』の異名は、決して大げさなものではありませんでした。

 

全日本を応援する理由は人それぞれですが、宮原健斗といつレスラーは“観る価値”のある男です。

全日本を観に行くことを進めるかどうか問われたら、私はこう答えるでしょう。

 

『騙されたと思って、1回でいいから宮原健斗を見てください』

 

つまり、全日本プロレス観戦もお勧めしたいということ。

普段見ているプロレスの試合がない時、プロレスロスを埋めるなら、まず全日本の宮原健斗を激推しします。

 

に。

今回の全日本初観戦で感じたこと、新日本プロレスとどう違うのかは、後日記事にしたいと思っています。

また、観戦写真もまとめてアップするので今暫くお待ちください。

取り急ぎ、宮原選手だけご堪能ください。

https://twitter.com/tope_tokyo/status/1108009660542377984?s=21