チャンピオンカーニバルの中止が決定。今夏スライドで豪華メンバー画策か

全日本プロレス




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月曜の4・6後楽園ホール大会から開幕予定だった全日本プロレスのチャンピオンカーニバルでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が発表されました。

 

会見には全日本プロレスの福田社長と五十嵐副社長が出席し、同大会の中止について説明しています。

『「今後の状況を見つつ、日本プロレス界でも歴史を誇る一大イベントですので、年内開催に向けてできる限り努力をしていきたい」と明言したが、延期としなかった理由を「同じ会場での振り替えは無理なので、いったん中止とさせていただいた」と説明。現段階では、30日の後楽園ホール大会から興行を再開する方針を示した。

この決定は前日の夜に選手とスタッフに伝えれたという。福田社長は選手の様子を「日々トレーニングを継続していて、一日も早くこの事態が解決して、リング上でパフォーマンスを見せられる日を心待ちにしている」と話した。』

引用:デイリー

 

元々、新型コロナウイルスの影響でデイビーボーイ・スミス・Jr.ジョエル・レッドマンルーカス・スティールの来日が困難となり、大森隆男を加えた16選手で開催を試みたチャンピオンカーニバル。

開幕前の4・6新木場大会と4・29木更津大会を無観客試合にし、開幕へ向け準備をしていましたが敢なく大会中止を決断することとなりました。

これで優勝決定戦を含めた全18大会全てが中止になるという、前代未聞の状況です。

 

会見では4・30後楽園ホール大会からの興行は開催を目指すとのことですが、すべては新型コロナウイルスの感染状況次第でしょう。

試合を楽しみにしていた選手、ファンにとっても残念な結果となりました。

全日本としてもかなり苦しい状況となりますが、打開策を見つけなんとか持ち堪えて欲しいと願うばかりです。

 

一方、年内の開催は目指すとも明言しており、当初の日程での開催は中止だが、チャンピオンカーニバル自体は延期を画策しているとのこと。

詳しくはプロレス/格闘技DXのツイートをご覧ください。

 

過去、チャンピオンカーニバルが中止になったことはないそうです。

新型コロナウイルスの収束を待つしかありませんが、40回目という記念すべき大会を中止にするわけにはいきません。

東京オリンピックが来年に延期になったことにより、今夏にスライドさせることも不可能ではないでしょう。

 

出場メンバーも再考する必要があるかもしれませんが、逆にもっと豪華なメンバーになる可能性もあります

外国人レスラーの参集は難しいかもしれませんが、先日活動を休止したWRESTLE-1の選手は現在フリーのレスラーであり、団体の垣根なく出場が可能でしょう。

稲葉大樹、芦野祥太郎、土肥孝司、熊嵐、征矢学…etc

また、昨年王道トーナメントで宮原健斗と闘った黒潮“イケメン”二郎も出場できるかもしれません。

 

日本より遥かに新型ウイルス感染拡大が広がるアメリカには、当分渡米することはできないでしょう。

仮にチャンピオンカーニバルが夏開催となれば、まだ日本にいる可能性もあります。

宮原との2度目の対決にも注目が集まるでしょう。

 

なにより、エントリーされていながら頸椎椎間板ヘルニアで欠場を余儀なくされた野村直矢が、ヘルニアを完治させ出場できるかもしれません。

苦しい状況は続きますが、記念すべき40回大会はより豪華なメンバーとなって復活することでしょう。

全日本が自信を持ってお届けする王道の闘いが見られるはずです。

あとは、ファン一人一人が新型コロナウイルス感染に気をつけ、チャンピオンカーニバル開催を待つしかないと思います。

期待して待ちましょう。