最近の記事のいつも『新型コロナウイルスの〜』で始まってばかり。
試合が見れないファンも、試合がしたくてもできないプロレスラーも、コロナ疲れが溜まっている事でしょう。
いつになっても希望の光は見えません。
なかなか収束しない状況に、長期戦が濃厚となってきました。
本来なら各プロレス団体が「プロレスで力を!」と言いたいところでしょうが、肝心のプロレスが出来ず歯痒い状況です。
無観客試合を敢行するか、オリジナル動画コンテンツを発信するかで、なんとか現状維持している状態とも言えるでしょう。
この圧倒的ピンチを救えるのは、“想像力”しかないと思っています。
『“想像力”なんかで試合ができないピンチを救える訳がない』と言われそうですが、試合ができなければ他に何ができるか考えればチャンスが生まれるかもしれません。
無い知恵絞ってずっと考えています。
プロレス以外で、他にできることはないのか?
ファンが喜ぶこと、世の中の助けになることはないのか…
やっとひとつ思い付きました!
それは…
チャリティーオークション開催!
実は前々からドラゴンゲートでは、選手の愛用品を使ってオークションを行なっています。
【#Ben_K @ben_k_1019選手愛用品オークション情報】
落札金の一部は、各災害被災地への義援金とさせて頂きます。https://t.co/HcIlenUkhb#DragonGate #ProWrestling— DRAGONGATE (@dragongate_pro) March 30, 2020
これを新日本プロレスでも実施すれば、もっと大規模なオークションができるのではないでしょうか。
例えば、各選手の私物やプロレスグッズにサインを入れた物を出品します。
オークションは動画コンテンツとして、LIVE配信してはいかがでしょうか。
できれば何週かに渡って週末行われるのが理想です。
これはオンデマンドサービスの「NJPW WORLD」ではなく、誰でも見れる新日本のYouTube公式チャンネルで行うべきでしょう。
いつものライブ配信同様、日本語バージョンと英語バージョン両方あればなお良いです。
更には、オークションのルールも考える必要があります。
例えば…
▪︎出品した選手それぞれがオークション品をライブでPR
▪︎ファンの投票は制限時間内に1回
▪︎最も高額を付けたファンが落札
▪︎事前に身分証明書を提出できる方のみ、オークション参加が可能(転売対策)
仮に10人の選手が1点づつ出品しただけでも、それなりの金額になると思います。
例えば、BUSHIが中止になった大会で着用予定だったマスクにサインを入れて出品はどうでしょう。
プレゼント企画にできない高価な物でも、オークションなら出品ができるのではないでしょうか。
出品数や出品する品にもよりますが、それなりの金額が見込めると思います。
では、集まったお金はどうするのか?
全額寄付
国内にはマスクが足りていない医療機関が沢山あります。
本来なら大量のマスクを購入し寄付できれば良いのでしょうが、今はまだ購入すら難しいでしょう。
せめて感染者の多い都道府県の医療機関に、マスクを購入する資金を寄付できれば、間接的に新型ウイルスの感染拡大防止に役立てるのではないでしょうか。
恐らく、ここまでの説明を聞いて、新日本プロレスに何の得があるのかと思う方もいるでしょう。
オークションで集まった売上を寄付してしまっては、中止になった大会の補填にはなりません。
ファンにメリットがあっても選手や団体にメリットは無いのではないかと…
私はプロレスラーが慈善活動を行うことにより、プロレスの価値を高めることができるのではないかと思っています。
オークションの様子をNJPW WORLDではなくYouTubeで配信する意味は、この慈善活動の様子をプロレスに興味の無い人にも届けたいため。
プロレスラーだってプロレス団体だってみんな苦しんでいます。
それでも、世の中のためにできることを考え行動に移すことができるのが“ヒーロー”なんだと思います。
プロレスラーがプロレスでしか勇気を与えられないなんて事は、ないということです。
実は、もう一つ提案があります。
それは、SNSを使った選手によるメッセージリレーです。
少し前に外国人レスラーの間で、「4 games that define me.」(私を定義する4つのゲーム)という題名で、自分の好きなゲームの名前をSNSで呟いていました。
4 games that define me.
Nominating @Travis_BanksPW @MandrewsJunior @drillamoloney @TheProductDS https://t.co/CFYfqJIApy pic.twitter.com/wpAMNXR7kk
— ᵂⁱˡˡ ᴼˢᵖʳᵉᵃʸ • ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) March 28, 2020
これを、コロナ疲れしている方々への応援メッセージに変えて発信するのはいかがでしょうか。
例えば、選手が3秒程度のメッセージ動画をTwitterで投稿。
そこには共通のメッセージと選手による励ましの言葉を一言添えて、次のレスラーを最低2人指名します。
指名された選手は、12時間以内に同様のメッセージ動画を投稿するというもの。
ここで大事になるのが、シンプルで覚えやすい共通メッセージです。
共通のメッセージは#(タブ)にもした方がいいでしょう。
一例を挙げれば…
『手洗い、うがい、元気、元気!思いやりを持って行動しましょう』とか。
これは感染予防のメッセージを送りつつ、誰がどのレスラーを指名するのかという楽しみも味わあるでしょう。
プロレスができなくても、選手の言葉は勇気や元気を与えることができます。
そして、これをすぐ行動に移せるのは、新日本の“エース”こと棚橋弘至しかいないでしょう。