大きく分けて4つあるGO TO キャンペーンですが、10月26日に最後のひとつである「GO TO イベント」キャンペーンがスタートしました。
「GO TO イベント」とは文化、芸術、スポーツなどのイベントやエンターテインメントの需要喚起を目的とした事業です。
具体的にはコンサート、美術館、映画館、遊園地、スポーツ観戦等がこれに該当します。
当ブログを常日頃読んでいただいている方が最も気にしているだろうことは、『プロレス』が該当するかどうかでしょう。
先月の地上波ニュース番組でDDTの彰人副社長もインタビューを受けており、プロレスも「GO TO イベント」に該当するとのことです。
【“GoToイベント”対象のプロレス団体は…】#DDTプロレスリング
彰人副社長
「収益ゼロに近い月もあった」
「座席が絞られているので普段通りの収益が戻らない…」助成はありがたいとしながらも#GoToトラベル との“助成率”の差に困惑#ddtpro#報ステ #報道ステーション
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) September 26, 2020
キャンペーン期間は発表になった10日26日から、来年の1月31日まで。
「GO TO イベント」事業に参加するチケット販売事業者とイベント主催者の公募が始まったので、既に申し込んでいる事業者は事務局の審査を受けていることでしょう。
こちらがキャンペーンページの一部概要になります。
【事業の概要】 イベントの価格(税込み)の原則として2割相当額を、登録チケット販売事業者を通じて、チケット販売事業者等公募要領に定める方法によって、消費者に給付す るものである(ただし、給付金額は 1 枚のチケットあたり 2,000 円を超えない額とする。)。 【キャンペーン期間】 本事業の給付の対象となるのは、本事業に事前登録の上、以下の期間内に実施されたイベント 【事業のスキームと給付の流れ】 本事業の給付の対象者は、登録イベントのチケットを、登録チケット販売事業者を通じて購入の上、給付金の申請をした者である。登録主催者は、主催するイベントの登録申請時に、それぞれのイベントについて興行単位で割引又はクーポンどちらの給付方法を適用するか選択し、登録チケット販売事業者を通じてチケットを販売する 引用:Go To イベント事業主催者向け公募要領 |
GO TOイベントキャンペーンページの一部を抜粋しましたが、全内容は下記経済産業省のページをご覧ください。
今回のキャンペーンのポイントを噛み砕いて説明するとご覧の通りです。
①割引額は2割で最大で、2000円分のチケット割引または2000円相当のクーポンの発行
②対象期間内に行われるライブイベント。ただし事務局に申請し受理されてから適用
③イベント主催者がチケットを販売する場合も、チケット販売事業者がチケット販売する場合もそれぞれで申請が必要
仮に2万円のチケットでも、最大割引金額は2000円または2000円分のクーポンとなります。
また、キャンペーン期間に発売されるチケットに限り適用になり、事務局に申請し受理されたイベントに限るということです。
つまり、チケットを販売するイベント主催者やチケット販売事業者等から「GO TO イベント」適用チケットだとアナウンスがない限りキャンペーンに該当するチケットではないということになります。
恐らく、キャンペーン前から発売され今でも販売しているチケットをキャンペーン適用チケットに切り替えることはないでしょう。
購入者に対し平等でなくなり、混乱を招くからです。
今現在、新日本プロレスやローソンチケットからは、「GO TO イベント」適用開始のアナウンスはありません。(10月29日AM8:00現在)
ここで気になるのが、これから販売となるチケットがキャンペーン適用か否かという点です。
【10月30日12時00分〜FC会員先行予約】
▪︎「WORLD TAG LEAGUE 2020 & BESTOF THE SUPER Jr.27」日本武道館大会
▪︎「Road to TOKYO DOME」シリーズ
【11月2日12時00分〜FC会員先行予約】
▪︎「バルサン Presents WRESTLEKINGDOM 15 in 東京ドーム」
日本武道館は5000人クラス、東京ドームは2万人クラスのビッグマッチです。
キャンペーンは来年の1月31日までと短く、新日本にとっては上記2大会が適用大会のメインとなるでしょう。
既に新日本プロレスが事務局に申請している可能性はありますが、いつ受理されるかは不透明です。
上記の大会がキャンペーンに間に合うかどうかは死活問題でしょう。
仮に事務局に申請していて発売開始まで間に合わないのであれば、FC会員先行予約の延期も考えた方が良いのではと思っています。
新しく就任した大張新社長も、東京ドームリミットの2万人動員を明言していました。
【新日本】大張新社長が表明 1・4&5東京ドームにリミット2万人入れる!! https://t.co/1ffUcjN8qt
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) October 27, 2020
タイムリミットは10月30日金曜日の正午12:00。
先行予約が始まるまでにアナウンスできるのがベターでしょう。
キャンペーンの適用事後報告の可能性で言うと、先行予約の抽選結果後の振り込み締切りまで猶予はあります。
しかし、キャンペーンありきで予約を開始できた方がファンにとっても新日本にとってもメリットがあるでしょう。
先行予約まで間に合うのか、間に合わないのか。
間に合わなければ予約開始を後ろ倒しにするのか、しないのか…
新社長の手腕に期待したいと思います。
(FC会員はキャンペーン対象外で、一般発売はキャンペーン適用という事態だけは避けていただきたいのですが、果たしてどうなるか)