4月6日に行われた全日本プロレスの無観客興行で、王道のリングを主戦場にすると宣下した元WRESTLE-1(以下W-1)の芦野祥太郎。
あの日以来、興行を自粛している全日本プロレスですが、『プロレスTODAY』のインタビューで今の気持ちを語っています。
【編集長コラム】「芦野祥太郎がWRESTLE-1魂を胸に全日本プロレス侵攻」 プロレスTODAY https://t.co/XTMpuPXysM
— 柴田惣一 (@dura1958) April 15, 2020
全日本プロレスのリングで主戦場宣言した時も、仲間を連れてくるかもしれないと語った芦野。
本インタビューでも、W-1で同じユニットだった児玉裕輔と羆嵐と一緒に全日本に乗り込みたいと発言していました。
これに対しアンファンテリブルの2人の反応はありませんが、今週販売の週刊プロレスの芦野のインタビューでも児玉と羆嵐の全日本参戦について言及しています。
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— 週刊プロレス (@shupromobile) April 21, 2020
詳しくは、週刊プロレスに掲載されたインタビュー(P32〜)をご覧ください。
様々な団体からオファーがあったという芦野ですが、その中から全日本を選んだのは数字的にも相性が良いかもしれません。
現三冠ヘビー級チャンピオンは諏訪魔ですが、昨年1年間通してチャンピオンとして君臨してきたのは宮原健斗です。
川田利明と並ぶ最多連続防衛記録を作った宮原ですが、記録更新を阻まれた諏訪魔を含め防衛戦を闘ってきた相手は宮原よりベテランの傾向が高いです。
1回目の防衛戦 | KAI | 36歳 |
2回目の防衛戦 | 諏訪魔 | 43歳 |
3回目の防衛戦 | 野村直矢 | 26歳 |
4回目の防衛戦 | 石川修司 | 44歳 |
5回目の防衛戦 | ヨシタツ | 42歳 |
6回目の防衛戦 | ゼウス | 38歳 |
7回目の防衛戦 | 野村直矢 | 26歳 |
8回目の防衛戦 | ジェイク・リー | 31歳 |
9回目の防衛戦 | ジェイク・リー | 31歳 |
10回目の防衛戦 | 青柳優馬 | 24歳 |
※4月23日現在
宮原は現在31歳、現三冠王者の諏訪魔は43歳。
宮原が新世代と呼ぶ野村、ジェイク、青柳は同世代、もしくは年下ですが、それ以外で30歳前後の世代がいないのも事実です。
他団体の参戦も多い全日本プロレスですが、30歳の芦野の参戦は頼もしい限りです。
同じアンファンテリブルの羆嵐もまだ29歳なので、宮原世代が充実してきました。
合計10回防衛を果たした宮原ですが三冠のベルトを奪還した際のゼウス戦と、ベルトを奪われた諏訪魔戦を合わせれば、4回同じ相手と闘っています。
宮原の全10回の防衛ロードでまだ闘っていない選手もいますが、闘う相手が殆ど居なかったのも事実でしょう。
芦野は宮原の良きライバルになりそうな気がしますし、羆嵐が全日本に参戦すれば頼もしい限りです。
全日本プロレスは5月10日までの大会を中止を決定しています。
いつ通常興行を再開できるか分かりませんが、再開後の全日本のリングは今まで以上に熱い闘いが待っていることは間違いありません。