三冠ヘビー級選手権の次の挑戦者は、意外な選手でした。
三冠ヘビー級選手権試合&世界タッグ選手権試合開催決定!
9.3(火)後楽園大会
世界タッグ選手権試合
【王者組】諏訪魔&石川修司
vs
【挑戦者組】ゼウス&崔領二三冠ヘビー級選手権試合
【王者】宮原健斗
vs
【挑戦者】野村直矢全対戦カードhttps://t.co/VBwQQMq9y8#ajpw #ajpwtv pic.twitter.com/FUSC6mYo4f
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) August 19, 2019
宮原健斗はこれまで6回の三冠戦防衛を果たしており、野村直矢は3回目の防衛戦で倒した相手。
年内に川田利明が作った防衛記録10回に並ぶことを目標としている宮原ですが、同じ相手と2度闘うことになるとは思いませんでした。
昨年10月の横浜文化体育館(以下文体)でゼウスから三冠ベルトを奪取した宮原は、ご覧のレスラーと防衛戦を闘っています。
防衛戦① 1・3後楽園大会 KAI
防衛戦② 2・24文体大会 諏訪魔
防衛戦③ 3・19後楽園大会 野村直矢
防衛戦④ 5・20後楽園大会 石川修司
防衛戦⑤ 6・30後楽園大会 ヨシタツ
防衛戦⑥ 7・28大阪大会 ゼウス
更にこの間、チャンピオンカーニバル決勝でジェイク・リーに勝利し、18年振り7人目となる三冠王者での優勝を成し遂げました。
このペースなら最多防衛記録に並ぶ10回目の防衛戦は、2020年1月早々に行われる後楽園大会でしょう。
今の宮原の勢いと安定感のある防衛戦なら、十分最多防衛記録に並ぶことは可能だと思っています。
そして、新記録樹立も。
しかし、再び野村と闘うことになった三冠戦は何を意味するのか…
このブログでも記事にしましたが、人生で初めての全日本プロレスの観戦は今年の3月の後楽ホール大会。
実は初めての全日本観戦が、宮原健斗と野村直矢の三冠ヘビー級選手権試合でした。
宮原に挑戦する野村への歓声は大きいものでしたが、決して勝利を期待しての声援ではありません。
しかし、ファンの予想を覆し期待以上の試合をしたのが野村でした。
あの試合を見たファンは、野村の評価を一変したのではないでしょうか。
ファンの声援は野村コールの方が遥かに多く、宮原をあと一歩のところまで追い詰めました。
※3・19後楽園大会の観戦写真はこちらになります
宮原が新時代と呼ぶ野村は、まだ25歳。
同世代である新日本プロレスのジェイ・ホワイト(26歳)とプロレスリング・ノアの清宮海斗(23歳)は、団体のエース級の存在です。
全日本の次のエースとして、ファンの期待も高いでしょう。
正直、次宮原と闘う時は野村が勝つだろうと思っていました。
だから、このタイミングでの野村の挑戦は意外だと思ったのです。
過去最高のチャレンジャーであり、宮原にとって最大の試練かもしれません。
そんな野村ですが、前哨戦で宮原の弱点と新技を2つも準備しているそうです。
今日は芽室大会ご来場ありがとうございました。
宮原健斗の弱点を見つけました。
そして新技2つ考えてます。
あえて言います。#ajpw#これが本当の俺の気持ちです。— 野村 直矢 (@nomuraajpw) August 21, 2019
その内1つは、前哨戦で見せると心理戦を展開しています。
本日は釧路大会ご来場ありがとうございました。
宮原健斗との前哨戦で新技の一つ出します。
心身ともに追い込む。#ajpw#これが本当の俺の気持ちです。— 野村 直矢 (@nomuraajpw) August 22, 2019
前回の三冠戦から約半年しか経っていませんが、確実に野村は成長しています。
いや、野村をここまで強くしたのは宮原本人でしょう。
3・19後楽園大会での三冠戦が、野村の更なる成長に必要だった経験だと思います。
宮原と野村の三冠ヘビー級選手権が終われば、すぐ王道トーナメントが始まります。
9月シリーズ対戦カード決定!!
9.7長野大会
9.8金沢大会
9.11新木場大会
9.14三条大会
9.15仙台大会
9.16後楽園大会対戦カードはこちらhttps://t.co/CNDY9HKt2i#ajpw #ajpwtv pic.twitter.com/7fLq2obI8x
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) August 15, 2019
三冠戦の結果次第で、モチベーションも変わってくるでしょう。
宮原の1回戦の相手は全日本最強外国人レスラーのジョー・ドーリング。
野村は、そのジョーをチャンピオンカーニバルで破ったサム・アドニスと闘います。
お互い2回戦を突破すれば、準決勝で闘う可能性があります。
その時は、どちらが三冠のベルトを保持しているのか…
宮原健斗の7度目の防衛記録がかかる三冠戦は、9・3後楽園大会で開催です。