タマ・トンガはバレットクラブからEVILを追放するのか

バレットクラブ【撮影:koba】
“独り言考察”




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1クライマックスの激闘の最中、不穏な空気が漂うバレットクラブ。

チェーズ・オーエンズ戦に続き、EVILが非道な闘い方でタマ・トンガから勝ち点2をもぎ取りました。

バレットクラブの仲間が心配するほど、疑問符を感じる闘い方です。

 

試合開始早々、握手を求めると奇襲のEVIL(変形大外刈り)を狙い、ディック東郷の介入のタイミングを試合中ずっと狙っていました。

邪道が見張っていたため未遂に終わったものの、試合終盤には後楽園ホールの照明が落ち、その間に東郷がスポイラーズチョーカーでタマの首を絞めます。

最後は背後からのローブローで3カウントを奪いました。

同じバレットクラブの仲間だとしても、ここまでされて信用しろと言う方が難しいでしょう。

案の定、試合後意味深なツイートを呟きました。

“Thought we had an understanding.”(理解していると思っていた)

 

EVILを信頼できなくなったタマ・トンガ

 

はじめのツイートはEVILを信じるべきか、否かというツイート。

2つ目のツイートは、タマ・トンガがEVILのことを『理解していると思っていた』と呟いています。

逆の言い方をすれば『EVILを理解できていなかった』と言っているようにも感じます。

 

昨年を振り返ってみると、ヒールターンしてバレットクラブ入りしたEVILは、G1の公式戦でKENTAと闘っていました。

この時もローブローによりEVILが勝っています。

一見状況は同じに見えますが、勝つために手段を選ばなかった昨年に比べ、自分自身がバレットクラブのルールだと主張しているのが今年です

 

バレットクラブの中心は自分であるかのように振る舞い、自分の言動がルールだと豪語するEVIL。

この状況に他の選手が黙っていても、タマ・トンガは黙っているでしょうか?

 

2018年7月、アメリカ・サンフランシスコで行われた新日本の大会では、メインイベント終了後、タマ・トンガとタンガ・ロアがケニー・オメガ等を襲撃。

ユニット内チームだったTHE ELITEとバレクラオリジナルが分裂するキッカケとなりました。

 

ジェイ・ホワイトにもEVILに不満や不信感を感じているタマ。

G1のリーグ戦が終わって以降、何かしら行動に起こす可能性はあるでしょう。

EVILはユニット内チームの「ハウス・オブ・トーチャー」を立ち上げ、状況は2018年と似ています。

 

タマ・トンガが先に仕掛けるのか?

それともEVILが先に動くのか?

ジェイや他のバレクラメンバーが海外にいる間に、事件が勃発しそうな予感がします。

まだそこまでユニット内抗争が表面化していませんが、状況はかなり悪化しているかもしれません。

バレットクラブは再び裏切りの歴史を繰り返すのか…

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