ハードコアマッチを行ったデスペラードはBOSJに出場できるのか

葛西純、エル・デスペラード【撮影:koba】
雑感




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019年5月タカタイチマニア2以来の再会となったエル・デスペラードと葛西純。

6日に行われたタカタイチマニア2.5ではデスペラードはDOUKIを引き連れ、葛西は本間朋晃をパートナーにタッグマッチが行われました。

当時も現地で観戦しましたが、今回も運良く現地で見届けることに成功。

3年前、ノーコンテストに終わった試合の続きはどんな結末を迎えたのか。

 

デスペラードは葛西戦で怪我はなかったのか

 

試合開始前、リングアナウンサーからルールの変更がアナウンスされました。

『メインイベントのタッグマッチは通常のプロレスルールとして行なう予定でありましたが、両チームの強い要望により、ハードコアルールにて行なわれます。反則カウントなし、リングアウトカウントなし、またレフェリーがとくに危険と見なした行為以外の反則攻撃はすべて認められます!』

引用:新日本プロレス

 

ここで頭をよぎったのは3年前のアクシデントです。

葛西戦で顎を骨折し、1週間後に開幕を控えていたベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)を欠場することになりました。

当時もBOSJ優勝を期待されていただけに、今回の試合で怪我をしないかどうか気にしていたファンも多いでしょう。

 

勿論、どんな試合でも怪我のリスクはつきものです。

覚悟を持って試合に臨んでいる以上、怪我はアクシデントとしか言いようがありません。

一方で、デスペラードのBOSJの活躍を楽しみにしている分、老婆心ながら心配してしまう気持ちは、ファンなら持ち合わせているでしょう。

今回もハードコアルールに変更になっただけに、デスペラードが怪我をしないかどうも気にしながら観戦に臨みました。(タカタイチマニア2.5は現地観戦のみでPPVは未視聴です)

 

試合は想像以上の激しい試合でした。

筆者がハードコアルールの試合を見慣れてないいないこともあり、想像もできない攻防や言葉を失うシーンの連続で…

テーブルやパイプ椅子を使っていたのは勿論、正式名称の分からない凶器が幾つも飛び出します。

いつも以上にアドレナリンが出ていただろうデスペラードは、いつも以上に激しい闘いを繰り広げました。

 

刺激的過ぎる27分間に、何度驚嘆したことか…

結果、DOUKIが葛西から3カウントを奪われ試合は終了。

葛西純のシングルマッチ要求を受諾したデスペラードは、BOSJ優勝を高らかに宣言しました。

 

試合自体は非常に刺激的で素晴らしい内容でしたし、デスペラードが大怪我をしたような違和感を感じるシーンも見当たらなかったと思います。

強いて言えば、試合後足首を気にしていましたが、今回の主催者であるTAKAみちのくが言う通り、大怪我は無かったと信じたいです。

 

一方で怪我が無かったか心配なのはDOUKIです。

試合開始早々から大量の出血で闘い続け、デスペラードよりもハードコアルールの餌食になっていたように見えました。

コーナートップからのリバースタイガーデストロイヤーをパイプ椅子マットで食らったのですから、生きてる方が不思議なくらいでしょう。

 

今回のタカタイチマニア2.5はNJPW WORLDのPPV購入で視聴することができます。

デスペラードと葛西純のメインイベント以外にも、見所満載の興行でした。

気になる方は是非こちらをチェックしてみてください。

 

BOSJ開幕は1週間後の5月15日。

デスペラードとDOUKIが無事出場することができ、ハードなリーグ戦を完走できることを祈りたいと思います。

新日本ジュニアに必要不可欠な2人の活躍を期待するばかりです。

 

【お知らせ】

先程後楽園で行われた「タカタイチマニア2.5」の観戦写真、トペブロTwitterアカウントに投稿しています。

またBOSJシリーズは後楽園ホール大会と、優勝決定戦が行われる日本武道館大会を観戦予定です。

タカタイチマニアの写真、BOSJに撮る予定の写真を見たい方は、トペプロTwitterアカウントをご覧ください。