リーグ戦も大詰めに差し掛かり、広島大会2連戦の2日目のメインイベントでは棚橋弘至を破った後藤洋央紀が、息子に捧げる勝利で感動を呼びました。
この勝利でリーグ戦同率2位に勝点を伸ばした後藤は、リーグ最終戦の日本武道館大会でハウス・オブ・トーチャーのEVILと闘いたいます。
「お父さんは本当は強いんだ!」
最後は、渾身のGTRが炸裂!
後藤が棚橋に執念の大逆転勝利で息子にメッセージ!8.10広島大会結果
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後藤が属するG1クライマックスCブロックで、リーグ突破の可能性を残す選手は4人。
勝点8のザック・セイバーJr.と、勝点6の後藤、棚橋弘至、内藤哲也です。
各選手の突破条件は以下の通りです。
【棚橋弘至の突破条件】 8・14長岡大会でKENTAに勝利 【後藤洋央紀の突破条件】 8・16日本武道館大会でEVILに勝利 【内藤哲也の突破条件】 8・14長岡大会で棚橋がKENTAに敗れる 【ザック・セイバーJr.の突破条件】 他の選手の結果に関係なく、8・16日本武道館大会で内藤に引き分け以上でCブロック1位通過 |
ザック以外は1位突破の条件が厳しいのが現実ですが、ザックもリーグ最終戦でリーグ突破の条件がかなり厳しくなります。
対戦相手がリーグ突破の可能性がない棚橋や後藤がやや有利に思える部分もありますが、棚橋のリーグ最終戦の相手であるKENTAがバックステージで不穏な予告をしました。
『人生につまずいた時、もしくはこの、なんていうの、行き詰った時とか、なんかこううまくいかないなとか、そういう時、(解決のヒントが) 全部載ってるから。 この本に全部書いてあるから。 半分読んで、 書いてあっただろ? (※カメラの反応がない) えぇッ・・・・・・ふざけんなよ、『ウン』て言えばいいんだよ。 そしたらみんな買うんだから。書いてあっただろ? (※カメラがうなずく) 書いてねぇ、 そんなこと! 1行もそんなこと書いてねぇよ。 わかった? ま、これあるから。で、今日、 俺が何を言いたいかっていうと……もう最後はまじめに、 この 「G1」 確かに、 昨日負けちゃって、ちょっとあれかもしれないけど、 俺的にはやるべきことがあるから。最後、俺にしかできない仕事、 最後、やり遂げてやるよ……』 引用:新日本プロレス |
『最後、俺にしかできない仕事、最後、やり遂げてやるよ』と意味深な発言を残したKENTA。
KENTAにしかできない仕事一体なんなのか?
過去、KENTAしかできないような仕事と言えば、2020年の1・5東京ドーム大会の乱入でしょう。
オカダカズチカに勝利後の内藤のデ・ハ・ポン大合唱を阻止しました。
KENTAの言う『俺にしかできない仕事』とは、リーグ突破がかかった選手の足を引っ張るということでしょう。
コロナ禍でなければ大ブーイングになるような事件を計画しているということなのか。
リーグ最終戦の相手である棚橋は、KENTAに勝てばCブロック1位の可能性を残します。
どんな手を使ってでも、棚橋から勝利を奪い取るということかもしれません。
もしくはリーグ最終戦でEVILと闘う後藤戦に乱入する可能性も、ゼロではないでしょう。
息子の為に闘う後藤に対し、多くのファンご後押ししています。
そんな後藤に対して試合に関係ないKENTAが足を引っ張るような行為に及べば、多くのファンを敵に回すでしょう。
KENTAが何を企んでいるか分かりませんが、残るG1クライマックスで何かをしようとしているのは確かです。
果たしてKENTAはどんな“仕事”を企てているのか…