G1クライマックス9・23北海道大会で最もファンの注目を集めた試合は、メインイベントの飯伏幸太 vs ジェイ・ホワイトではなく、セミファイナルで行われる石井智宏 vs ウィル・オスプレイでもなく…
禁断の鈴木軍対決となる、鈴木みのる対タイチのシングルマッチでしょう。
昨年、ファンの間で“鈴木軍の内紛”や“タイチの裏切り”の噂さをよく耳にしました。
根も葉もない噂だったかもしれませんが、タイチは意味深なツイートを連投していたのは事実です。
詳しくはこちらをご覧ください。
しかし、今回のG1で2人が同じブロックになったことで、再びその噂が再燃しました。
お互い前シリーズから殺気だっていただけに、この公式戦を境に鈴木軍に変化は起こるのか?
何が起こるか分かりませんが、鈴木軍の今後を左右する重要な一戦になるでしょう。
リング消毒タイム後に行われた第3試合。
先に入場したタイチは、鈴木みのるの入場曲がなるとコスチュームを脱いですぐに臨戦対戦に入りました。
試合開始前から技にならない2人の男の殴り合い。
鈴木みのるが場外タイチでパイプ椅子でラフファイトを繰り出せば、タイチも負けずにラフファイトで応戦します。
どんな結末が訪れるか予想できない緊張感。
リングに戻っても続く殺気立った殴り合いの応酬に、タイチの覚悟を感じたファンも多いでしょう。
そのタイチの覚悟に本気で答える鈴木みのる。
技の読み合いから最後は意地でブラックメフィストを決めたタイチが、鈴木みのるから3カウントを奪いました。
壮絶! 最後は、逆転のブラックメフィストが炸裂!
タイチが、鈴木みのるとの“禁断マッチ”に劇的勝利!
試合後は、アイアンフィンガーに語りかける…!?
☆9.23『G1』北海きたえーるの結果はコチラ!
⇒https://t.co/skVP4RBLll#G1CLIMAX30 #njpw pic.twitter.com/ZuDUj6qOPl— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 23, 2020
試合後、バックステージを多くを語らなかったタイチ。
下克上と言える壮絶な死闘は、何かが始まる予兆なのか。
今言えることは、鈴木みのるに激勝した男が鈴木軍にいるということ。
この結果、Aブロックはジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイに並びタイチを含めた3人が2連勝です。
タイチがどこまで成績が伸ばすのか。
G1以降何が起こるのか。
今後の鈴木軍から目が離せません。
— DOUKI (@DoukiPerros) September 23, 2020