本日行われるG1クライマックスAブロックの注目は、何と言ってもオカダカズチカ対EVILのメインイベントでしょう。
静岡でこの一戦が行われる意味も感慨深いものがあります。
※詳しくはWikipediaをご覧下さい
【明日開催!】
8月7日(水)18時30分~静岡・浜松アリーナ大会の当日券は16時より発売!
撮影会はジェフ・コブ! 試合前サイン会は柴田勝頼!
開場前売店も実施!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 6, 2019
大阪でオカダがSANADAにG1初黒星を喫し、EVILがウィル・オスプレイに勝利したことによりリーグ突破に望みを繋げました。
オカダとの直接対決に勝利すれば、EVILの自力での優勝決定戦進出が復活します。
EVILの『死んでも勝つ』という意気込みに、決死の覚悟を感じました。
武道館前のAブロック最後のメインイベントに、気合いが入らない訳がありません。
オカダが、8.7浜松のメインで激突のEVILを挑発!
「SANADAさんが倒せました。じゃあ俺も、とか思ってんじゃねーぞコノヤロー」EVILは「オカダ、テメーに死んでも勝ってやる」
☆8.4大阪大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!
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大阪で行われたAブロックの公式戦は、どの試合も白熱した素晴らしい試合でした。
SANADAは“ライバル”オカダに勝利し、試合後には大阪弁で愛の告白。
多くのファンを虜にしたことでしょう。
飯伏幸太は“神越え”を果たし、優勝決定戦進出に望みを繋げました。
試合後手を取り合う姿に、感動し涙流したファンも多かったのではないでしょうか。
このメインとセミに負けじ劣らず素晴らしい試合だったのが、ウィル・オスプレイ対EVILの試合。
試合内容もさる事ながら、私が気になっていたのはEVILがオスプレイに負けられない理由です。
EVILと闘う前に、既にリーグ突破の可能性がなくなっていたオスプレイ。
優勝の可能性は途絶えていましたが、前哨戦のコメントを聞く限りモチベーションは高いままでした。
『俺はお前相手になんかビビってない。やる気で溢れてる。
例えコンディションは良くなくても、ジュニアを代表してもっと点数を取ってやる。
(中略)
EVIL、お前はIWGPジュニアヘビー級王者に負けるんだ』
引用:新日本プロレス
対するEVILも珍しく対戦相手を認め、その上で負けられない相手だと語りました。
『あいつはよ、あいつは、今年の「(BEST OF THE)SUPER Jr.」獲って、ベルトも巻いてるよな。
このリングの、ジュニアヘビーウエート、超スゲェのは、この俺も重々わかってるぜ。
だがよ、だが、この俺を、ヘビー級のこの俺をして、お前をダークネスに染め上げてやる。よく、覚えとけ』
引用:新日本プロレス
なぜ、ジュニアヘビー級のチャンピオンとして認めた上で、負けられないことを強調したのか?
そして、ジュニアチャンピオンであるオスプレイに負けられない理由はなんだったのか?
恐らく…
オスプレイは髙橋ヒロムのライバルだから
EVILにとってロスインゴの中でも特別な存在は、SANADAとヒロムでしょう。
仲間意識も強ければ、ライバル意識も強いんだと思います。
そのヒロムが昨年はスーパージュニアを優勝し、ジュニアのベルトも巻きました。
状況は今年のオスプレイと一緒です。
昨年のG1出場は叶いませんでしたが、ジュニアからヘビー級に階級を変えてG1に出場している選手を羨んでいました。
欠場によりオスプレイにG1出場の夢を、先に越されてしまったヒロム。
さぞ、悔しい想いをしているでしょう。
もしかしたら、ヘビー級の選手と闘い勝利する姿を妄想しているかもしれません。
ヒロムの夢を実現させたオスプレイに、EVILが勝利をプレゼントする訳にはいかないでしょう。
そしてオスプレイに負ける姿を、ヒロムに見せる訳にはいきません。
本当にそんな想いでEVILが闘っていたか分かりませんが、仮にそうだったとしたらあの試合には公式戦の1試合以上の“背景”があったということになります。
今夜の試合は、十分に背景のあるオカダとEVILの一戦。
現IWGPチャンピオンであるオカダは、ロスインゴのメンバー相手に2連敗する訳にはいかないでしょう。
もしかしたら、オカダにとってEVILはSANADA以上に負けたくない相手なのかもしれません。
そして、それはEVILも一緒でしょう。
お互い絶対負けたくない相手に、30分で決着が付くのか…
飯伏がザック・セイバーJr.に勝った場合、オカダとEVILの試合が引き分ければ、優勝決定戦進出はリーグ最終戦で直接闘うオカダと飯伏に絞られます。
果たして浜松の夜にカネの雨が降るのか、それともダークネスに染まるのか…
Aブロックの行方はこの一戦で決まることでしょう。