負けたらリーグ敗退の危機に直面する棚橋 vs 飯伏の行方

真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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ブロックの公式戦も、残すところあと3戦。

IWGPチャンピオンであるオカダカズチカが無傷の6連勝を成し遂げたことにより、既に優勝決定戦進出を絶たれた選手が5人もいます。

 

ウィル・オスプレイ 2勝4敗 勝ち点4

SANADA 2勝4敗 勝ち点4

バッドラック・ファレ 1勝5敗 勝ち点2

ザック・セイバーJr. 2勝4敗 勝ち点4

ランス・アーチャー 2勝4敗 勝ち点4

 

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで圧巻のパフォーマンスを見せ、満身創痍でG1に臨んだウィル・オスプレイは勝ち星に恵まれず。

オカダにライバルと認められたSANADAでさえ2勝止まり。

昨年のG1で優勝決定戦に進んだ飯伏と同勝点だったザック・セイバーJr.も、早々にリーグ突破の可能性が消滅。

結果として、オカダ以外の選手が足を引っ張り合う展開となりました。

 

独走のオカダ以外で、優勝決定戦進出の可能性を残す選手は4人

 

棚橋弘至 4勝2敗 勝ち点8

飯伏幸太 4勝2敗 勝ち点8

EVIL 3勝3敗 勝ち点6

KENTA 4勝2敗 勝ち点8

 

この内、1組だけ直接対決を残しています

それが2年前、大阪でタイトルマッチを闘った…

 

棚橋弘至 vs 飯伏幸太

 

2017年のG1で同組だった棚橋を破り、当時インターコンチネンタル王者だったエースのご指名を受けたのが飯伏でした。

30分近い激闘を制したのは王者棚橋。

タイトルマッチでの神越えは叶いませんでしたが、試合後棚橋が投げ掛けた言葉に飯伏は魂の抱擁で応えました。

 

この時、エースが飯伏に投げ掛けた言葉が…

『ありがとう。でも、覚悟はあるか』

引用:新日本プロレス

 

恐らくこの覚悟とは、“新日本に腰を据えて団体の顔になる覚悟”という意味でしょう。

 

再戦を要求した飯伏にチャンスが訪れたのが、昨年のG1クライマックスでの優勝決定戦。

1万2千人が見守る中で棚橋越えと初のG1クライマックス優勝を目指しましたが、またしても夢絶たれてしまいました。

 

あの時の飯伏の敗戦の弁を振り返ると、まだまだ諦めない飯伏がいると思い切なくなります。

『36年で一番頑張った1ヵ月だった気がしますね。

それでもまだ、まだ越えられませんか。まだダメですか。まだ……。

諦めることとか、あまりしたくないですけど、ちょっと……諦めそうな自分が、います。

1回諦めて、2年前に復帰してからは、「絶対に諦めない」って決めて、またプロレスをやり始めたんで、何が何でも、立ってみます

僕は諦めないです。それ以上ないです

引用:新日本プロレス

 

あれからまた1年が経ち、2年振りの大阪決戦。

覚悟があるかと問われ、諦めず訪れた3度目の正直。

 

Aブロックを独走するオカダの試合結果次第ですが、棚橋と飯伏の敗者は優勝決定戦進出争いから脱落する可能性が高くなります。

棚橋の言う覚悟は、もう飯伏に備わっているでしょう。

コンディションに不安はあるものの、それは棚橋も一緒です。

 

8・3大阪大会で行われる、棚橋と飯伏の試合はセミファイナルです。

メインイベントでも不思議ではないこのカードですが、この日大会を締めるのはオカダ vs SANADA戦。

 

つまり、オカダの試合結果を気にせず闘えるということ

 

リーグ突破へ望みを繋ぐ大事な大事な一戦は、引き分けではなく勝ち点2が絶対必要でしょう。

 

2連覇を諦めない棚橋が、エースとしての意地を見せるのか。

2年前の大阪の借りを返し、飯伏が神越えを果たすのか。

 

ファンにとって、この結末の行方を見届ける覚悟も必要なのでしょう。