ケニー戦が決まったウィル・オスプレイが新日本プロレス退団を仄めかす

ウィル・オスプレイ【撮影:koba】
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日本プロレスとスターダムの初の合同興行「Historic X-over」(ヒストリック・クロスオーバー)で海野翔太との激闘を制したウィル・オスプレイ。

試合後にはなんとAEWのケニー・オメガがVTRで挑戦表明。

オスプレイとケニーの抗争はSNSに始まり、AEW初代トリオ王座決定トーナメントで一旦は決着がつきました。

2人の遺恨は来年の東京ドーム大会で決着をつけることになりそうです。

 

IWGP USヘビー級後のバックステージで、ケニーとの関係をたっぷり語ったオスプレイ。

ケニーが4年振り新日本プロレスに戻ってくるというビッグニュースもあり、オスプレイの“ある発言”を見逃していました。

まさか、オスプレイの口から新日本退団を仄めかすような言葉が出るとは…

 

『俺とニュージャパンの関係もだんだん終わりに近づいてきているのかもしれない』

 

ケニー・オメガを特別なレスラーと語り、ロールモデルとして目標としてきたと語ったオスプレイ。

パンデミック以降も新日本のために尽力を尽くしてきたオスプレイではありますが、ケニーの陰に隠れていることを認める発言をしています。

一方で日に日に存在感を増す自分を止めにケニーは戻ってきたと豪語しました。

そしてなぜか自分の進退について語り始めたのです。

だが俺とニュージャパンの関係もだんだん終わりに近づいてきているのかもしれない。 俺がここに留まるか離れるか、それは誰にも分からないな?でも俺はここまでこの団体にいて、日々強くなってきた。 だから今なら俺の方がオマエより良いレスラーだとそうハッキリと言える。 パンデミックの中、ファンに名前を呼んでもらえない状況でも、日本で試合を続けてきた。 それはハードだった。 信じられるのは自分の信念だけだった』

引用:新日本プロレス

 

正直、この発言は額面通り受け取ることができません。

オスプレイが言う通り、パンデミック以前も以降も新日本プロレスのために尽力を尽くしてきたレスラーのひとりです。

もしパンデミック以降、オスプレイが全く来日しなかったら新日本はここまで立て直せていなかったかもしれません。

 

2016年にオカダカズチカの推薦により新日本に入団したオスプレイ。

その活躍は言うまでもなく、今では新日本になくてはならないレスラーとなりました。

オスプレイが世界最高峰のレスラーになれたのは新日本にいたからとも言えますが、今はオスプレイにより支えられている団体でもあると言えます。

 

ケニー戦を前にオスプレイが口にした進退発言。

もしかしたら、バックステージの動画では違う翻訳になっているかと思い見てみましたが、やはり内容は一緒でした。

新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over 2022年11月20日 東京・有明アリーナ バックステージコメント(字幕あり)

 

新日本で数々の栄光を掴んだオスプレイですが、まだまだやり残したことはあるでしょう。

グレート・オーカーンと一緒に立ち上げた「ユナイテッド・エンパイア」は、2年足らずで人気ユニットに成長しました。

RPWで加わったオージー・オープンも初来日を果たしたばかりです。

それにまだ手にしていない栄冠もあります。

これまで数々のベルトは手にしてきたものの、G1クライマックスだけはまだ優勝していません。

まだまだやり残していることはあるんです。

 

冷静になった今でも、新日本を退団するなんてあり得ないと思っています。

もしかしたらケニーとの一戦をよりドラマティックにするための発言とも言えるかもしれません。

もし本心だとしても、イッテンヨンのケニー戦でまた違う使命が生まれることを期待しています。

 

【お知らせ】

昨日後楽園ホールから始まったSUPER Jr. TAG LEAGUEですが、観戦写真をTwitterにアップしました。

本日のWORLD TAG LEAGUE後楽園ホール大会も観戦予定です。

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