NOAHの拳王がG1優勝者とN-1優勝者の覇者同士のシングルマッチを提言

拳王【撮影:koba】
プロレスリング・ノア




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現在、新日本プロレスでは“真夏の祭典”G1クライマックスの真っ最中ですが、来月になればプロレスリング・ノア(以下NOAH)ではヘビー級最強を決めるリーグ戦「N-1ヴィクトリー」が始まります。

前身のグローバルリーグから2019年に名称が変更となったN-1ヴィクトリー。

なんと言っても今年の特徴は、出場戦がガラッと変わったこと。

昨年覇者の清宮海斗はG1に専念するためN-1を欠場、NOAHを象徴する丸藤正道と杉浦貴は不出場となりました。

さらに多くの外国人選手が参戦し、他団体からドラゴンゲートの吉岡勇紀、全日本プロレスから安齊勇馬が参戦します。

エントリー16選手中、7選手が初出場というフレッシュな顔触れのN-1となりました。

 

ある意味勝負を仕掛けたと言っても過言ではない今年のN-1ですが、試合外で話題性を作るには参加選手の言動が重要です。

NOAHだけではないプロレスファンに響かせるためには、それ相当な発言力か、今までなかったこと・できなかったことを提言する必要があるでしょう。

 

NOAHの拳王がG1優勝者とN-1優勝者の覇者同士のシングルマッチを提言

 

そんな中、最も発言力があるだろう拳王が新たな試みを提言しました。

清宮がN-1を欠場してまでG1に参加している状況を逆手に取った素晴らしいアイデアです。

拳王『(清宮海斗の)N-1欠場、聞いた時にはメチャクチャ腹が立ったよ。

だか、未来のNOAH、そして未来のプロレス界を考えた時にメチャクチャいいアイデアが浮かんだ

それはN-1優勝者とG1優勝者が旬のうちにシングルマッチをすることだ。今までそんなことなかっただろ。

この守られつつあるプロレス界の秩序を変えられる、それが2023だよな。

俺がN-1優勝して、清宮がG1優勝する。そして、旬のうちに覇者同士がシングルマッチ。これほど刺激のあるカード、見たいだろテメエらは

オイ!テメエらクソヤロー共に夢のあるカードを実現するために、俺はN-1優勝するぞ。そして、NOAHと言えば丸藤、杉浦じゃねぇ。NOAHと言えば拳王。そしてN-1と言えば拳王だ』

引用:プロレスリング・ノア公式チャンネル

 

拳王が提唱したG1覇者とN-1覇者のシングルマッチ。

清宮海斗にG1優勝を厳命するのは、覇者2人のシングルマッチをNOAHのリングで行うためでしょう。

一番現実味があるのは拳王の言う通りなのかもしれません。

 

仮に清宮と拳王がそれぞれ優勝しなくとも、G1覇者とN-1覇者のシングルマッチは実現して欲しいと願います。

相応しい舞台であれば、NOAHで言えば来年の1.2有明アリーナ大会。

新日本で言えば東京ドーム大会でしょう。

もしくは、来年も開催されるなら新日本プロレスとNOAHの対抗戦が最も相応しい舞台かもしれません。

 

現在、清宮のG1の成績は2勝0敗1分けの勝点5。

Aブロック単独2位であり、本日の後楽園ホール大会で首位のSANADAと直接対決を控えます。

清宮が勝てばAブロックで単独首位に躍り出るチャンス。

決勝トーナメント進出へ大きな1勝となるでしょう。

本日の後楽園ホール大会は、指定席、立ち見席共に完売しています。

メインイベントで新しい景色を見せるのはSANADAか、それとも清宮海斗か…

G1クライマックス33星取表