WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)のAブロックのリーグ最終戦は、予想もしていなかった展開が待っていました。
優勝決定戦進出の可能性が消滅してしまった海野翔太&成田蓮組。
リーグ最終戦に挑むにあたり、最後まで諦めず有終の美を飾りたいと言っていた成田でしたが、あまりに予想外の有終の美に絶句してしまいました。
まさか、WTLを共に闘ってきた同期の海野を裏切り、ハウス・オブ・トーチャー入りするとは…
💪WORLD TAG LEAGUE 2023 唐津大会🏆
場内騒然…
成田が海野に決別のチョークスリーパー‼️
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成田「オイ、翔太、地獄に落とされた気分どうだ? 俺は今日この日をずっと楽しみに待ってたんだ。今日のために、テメーとしたくもねえ握手をしてやってやったんだよ。俺は今、最高の気分だよ。そうだよ。これが成田蓮だよ」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 6, 2023
この成田のヒールターンに怒りを露わにしたのは、解説席にいた同じストロングスタイルのエル・デスペラードです。
明らかに苛立っている様子で『何してんだコイツ。成田何やってんだ。どういうことなの?』と成田の行動に困惑。
海野を後ろからスリーパーで捕獲すると『はぁ?どういうことなんだよ』と怒りを露わにしました。
成田が取った行動は海野を裏切るということだけではなく、同じストロングスタイルの鈴木みのるやデスペラードを裏切ることと同義語です。
今年の「NEW YEAR DASH‼︎」でハウス・オブ・トーチャーの襲撃から成田を助けた鈴木みのるとデスペラード。
約1年かけて成田を育てたと言っても過言ではない2人に対し、どんな気持ちで裏切ったのか…
少なくともデスペラードは自分と似たスタイルの成田を可愛がっていただけに、中途半端と感じた行動に憤りを感じているのでしょう。
試合から数時間後の真夜中に成田に宛てた長文をXにポストしました。
イラついて先輩と酒飲んでホテルに戻り多少冷静になったつもりで考える
新日本プロレスの興行の都合上3人で闘うことが少なかった
ベルトは獲れたが防衛もできずに陥落
その後3人で挑戦するタイミングも無かった…
— El Desperado (@ElDesperado5) December 6, 2023
師事した柴田選手はあまりにもインパクトがあり教わったことをやっているだけではただただ柴田選手と比べられるだけの毎日 物事は絶対に一瞬では変わらない 人の評価はとくに 鈴木さんと俺と成田ではなして 本人の意向で使わなくなった蹴り それに伴って外したレガース 徹底的に入り方決め方を話して試したコブラツイスト まだ一年も経ってない 日本中のプロレスファンのうち何%の人に「これが成田蓮だ」って会場でみせられたんだよ 焦りすぎだ 同じ技で一年かけて日本中回って見てもらってようやく浸透するかしないかなのに 俺やお前みたいな地味なネチッこい試合で組み立てるタイプなんかは特にだ 芯がなさすぎる |
海野と決別し、鈴木みのるとデスペラードを裏切る行動を取った成田。
年内は交わることはないかもしれませんが、来年はハウス・オブ・トーチャーとストロングスタイルの抗争に発展するのでしょう。
この日の全試合が終わったあとのエンドロールで、デスペラードは成田に最上級の忠告を言い放ちました。
村田『改めて聞きたいんですが、今日の成田選手の選択というもの、同じストロングスタイルの仲間として』 デスペラード『そうですね。正直、物使うとか、金的とか、ズルだとか僕も散々やってきたし、それを手段としてやるのは僕は否定しないですけど。 てめぇ、今、誰と一緒にやってるか分かってんのかって状況で、アレをやられたらたまんないっすよね。 でも僕自身、今ヒロムに対しての東京ドームでシングル決まってるから、そこに全力で集中しなきゃなんないんで。トーチャーだ、成田だ、なんだっていうのはその後の話しですね』 引用:NJPW WORLD |
2024年は怒りに満ち溢れたデスペラードを久しぶりに見られるかもしれません。