ヤングライオンのままNEVER無差別級6人タッグ王座を獲得し、ヤングライオンのままG1クライマックスへのエントリーを勝ち取ったボルチン・オレッグ。
G1からコスチュームを母国カザフスタンの国旗カラーに変えましたが、までデビューして1年ちょっとというから驚きです。
ファンだけではなく新日本の関係者も大いに期待する大物ルーキーが、過酷なG1を経験することでどんな風に化けるか非常に楽しみでもあります。
恐らく、ボルチンの成長を楽しみにしているのは本隊の選手だけではないでしょう。
昨日の山口大会でボルチンと闘った辻陽太は、『お前の力も貸してくれよ』と意味深発言を口にしました。
辻「ここまで辿り着くのに、道場で1年間、ヤングライオンを3年半、そして海外で2年弱、そんでやっと俺はここに辿り着いてんだよ。(中略)俺はこの新日本を背負って、さらなる高みへと引き上げていく。なあボルチン、お前の力も貸してくれよ(ニヤリ)」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 31, 2024
辻『なあボルチン、知ってるか? 俺がなあ、ここまで辿り着くのに、道場で1年間、ヤングライオンを3年半、そして海外で2年弱、そんでやっと俺はここに辿り着いてんだよ。お前はどうだ? 1年だか2年だか知らねえけど、物凄いスピードだ。俺の言いたいことわかるか? お前は俺よりもとんでもなく凄えってことだ。 でもな、俺はこの新日本を背負っていく覚悟がある。先輩に勝ちたい、それだけじゃねえんだ。俺はこの新日本を背負って、さらなる高みへと引き上げていく。 なあボルチン、お前の力も貸してくれよ(ニヤリ)』 引用:新日本プロレス |
ボルチンを自分より『とんでもなく凄い』と評価した上で、新日本をさらなる高みへ引き上げのに、『お前の力も貸してくれよ』と言いました。
これは同じ世代として一緒に新日本を盛り上げようとも聞こえますし、自身が所属するロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンへの勧誘とも受け取れます。
辻とボルチンのタッグならタッグ王座も狙えるでしょう。
辻のこと発言の拝見に、もしかしたら現メンバーの離脱も考えられます。
同じロスインゴの鷹木信悟の発言に、SNSでは新日本退団の可能性もあるのではないかと憶測が広がっています。
G1開幕前の会見や「鷹木信悟ちゃんねん」の発言を考えると、その可能性もゼロではないと言えるでしょう。
仮に鷹木が新日本を退団しロスインゴから抜けたならば、同ユニットのヘビー級は内藤と辻の2人だけになります。
そんな状況になることを見越しての辻の発言なら、期待値が高いボルチンの勧誘も納得です。
過酷なリーグ戦も半分が終え、残り半分と決勝トーナメントとなりました。
今年のリーグ戦勝ち抜け枠は「3」枠。
Aブロックに比べBブロックは混戦となっているので、辻とボルチンの両方がリーグ戦上位3人まで残る可能性があります。
共に決勝トーナメントに進めば、再び闘うことができます。
その時、辻の『お前の力も貸してくれよ』発言に、ボルチンがどのようなアンサーを口にするのか非常に楽しみです。