辻陽太との髪切りマッチが決まった上村優也がルール変更を要望

上村優也【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




Pocket

の後楽園ホール大会の団体戦の大将戦で、上村優也に勝利し髪切りマッチを提案した辻陽太。

北海きたえーるで今年3度目となるシングルマッチを特別な試合とするべく、凱旋帰国後の辻を象徴する長い髪を賭けると豪語しました。

辻『本来ならな、俺とお前はあのベルトを賭けて闘わなくちゃいけねえんだよ。言ってることわかるよな?このまま無意味な闘いを続けてても何も生まれない。だから、次の札幌は完全決着といこう。オイ、俺は次のお前とのシングルマッチで、この髪を賭けてやる。敗者髪切りマッチだよ。なあ、上村、お前の覚悟を聞かせてくれよ』

引用:新日本プロレス

 

この辻の提案に出して逃げる理由はないと答えた上村は、「髪切りデスマッチ」を要求。

この2人の要望に応える形で、新日本プロレスから正式に“敗者髪切りマッチ”がアナウンスされました。

 

なお、新日本における敗者髪切りマッチは2018年の1・4東京ドーム大会で行われた鈴木みのると後藤洋央紀とのNEVER無差別級選手権以来。

当時は敗者髪切りマッチにノーセコンドとデスマッチのルールも付いた試合でした。

 

シリーズ最終戦で行われるシングルマッチまで前哨戦が続く2人ですが、春日部大会のバックステージで上村は髪切りマッチにルール追加を要望しました。

上村『髪切りデスマッチだ!』

 

上村が海外遠征時、デスマッチを行っていたかどうかは記憶にありませんが、先日の後楽園ホール大会から一貫して髪切りデスマッチを主張しています。

恐らく、上村の言うデスマッチはルール無用、場外リングアウトで引き分けなど無いようどちらが勝つまで試合を止めないで欲しいという意味合いなのでしょう。

2月3日、さいたま市記念総合体育館で行われたロスインゴとJUST 5 Guysの10人タッグマッチでは、辻と上村が場外でエキサイトし両者リングアウトの引き分けとなっています。(結果再試合を行う)

 

上村がどこまで考えているか分かりませんが、今の敗者髪切りマッチのルールでは場外リングアウトになった場合、引き分け裁定となるでしょう。

その際、どちらも髪を切らずに済むはずです。

それを見越してデスマッチというどちらかが勝つまでのルールを要求しているのかもしれません。

 

凱旋帰国後の辻と上村はロングヘアーをトレードマークにしています。

あれだけ長い髪が切り落とされるとなると、かなりセンセーショナルな場面となることでしょう。

まだ試合順が決まっていない北海きたえーる大会ですが、約6年振りとなる辻と上村のカバジェラ戦が何試合目になるかも注目です。

もしかしたら、IWGP世界ヘビー級選手権を食う闘いになるかもしれません。